サンコー『鬱袋』は本当に”鬱”が詰まってる? 実際に開封してみると…
サンコーが7000円で発売する「鬱袋」。公式が「鬱」っていうの、怖いな…。
歩けるこたつ「こたんぽ」や「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」など、ちょっと変わっているけど「それ欲しかった…!」となるニッチで面白い商品を多数生み出している「サンコー株式会社」。
そんなサンコーの公式オンラインショップでは、「福袋」とともに「鬱袋」が好評発売中だ。…鬱?
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■7,000円で買える2種の「鬱」
「選べる鬱袋2023」(7,000円)には「Amore(アモーレ)」と「Bravo(ブラボー)」の2種があり、記者はW杯のテンションそのままに「Bravo(ブラボー)」を選択。…どっちにしろ、届くのは鬱袋なんだけども。
そして我が家に届いた、そこそこサイズのある白い箱。
伝票には「UTSU」「鬱袋」の文字…商品コードにまでUTSUって入れなくていいんだよ、サンコーさん?
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■目玉は安定の「ネッククーラー」
1品目は、どちらを選択しても入っている「ネッククーラーslim」(販売価格:6,480円)。
中には本体と充電部分、コードの3点が入っている。折りたたむと、かなり小さくなるのもポイント高い。
首の部分の長さが調節できるため、細い人も太い人も使用可能。
実際に付けてみた姿がこちら。「首になんか巻いている」感はすごくあるものの、軽量のためそこまでじゃまにならない。夏場、首から扇風機を下げるくらいなら、こっちのほうが良さそうかも。
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■涼しいお昼寝枕だが…
何が入っているのか全くわからない真っ白な箱からは…
「ファンで快眠ちょい寝『デスクdeお昼寝まくら』」(2,980円)が登場。4段階の角度にできて、横向き寝にもううつぶせ寝にも対応している。扇風機の風量も3段階に調整可能。
確かに寝やすい。寝やすいんだけど…至るところにシワが寄りまくって「絶対に見せられない」顔になるな、これ。モザイクからも透けて見える顔の酷さ。在宅ワーク時の休憩にはもってこいだ、職場は絶対ダメ。
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■両手を離して後頭部が見られる?
続いての「後頭部ミラーレル」(5,280円)は、その名の通り壁や鏡に取り付けて、自分の後頭部を鏡で見ることでセルフカラーやカットがやりやすくなる…というアイデア商品。
…アームの向きや角度が悪いのかもしれないのだが、どんどんずり下がっていく鏡。それに合わせてどんどんしゃがんでいく自分。
「おお、頭頂部見える! 確かに自宅ヘアカラーに良さそう!!」と便利さはしっかり理解できたのだが…実際に使うときは設置位置を見直そう。腰がいたい。
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■ゲーミング小籠包!?
最後の小箱から出てきたのは…蒸し器?
と思いきや、かわいすぎる加湿器「351山来 小籠包加湿器」(2980円)だ! これ、ちょっと欲しかったやつ。
中に水をセットしたら…スイッチオン!
本物の小籠包のように湯気が…出ていることとかどうでもいい。
まさかのゲーミング! なんでみんな七色に光らせたがるんだよ!! 求めてないよ!!
結構勢いよく湯気が上がるしアロマの利用もOKと、加湿器としてのクオリティは悪くない。部屋に置いておけばちょっとテンションが上がりそうだ、ゲーミングに光るし(光らせないことももちろん可能)。
■鬱どころか…
全4品が詰まっていた、サンコーの「鬱袋」。総額は…まさかの17,720円! 鬱袋購入価格より1万円も上回っている。意外にお得じゃないか。
「こういうのが欲しかった!」という人が必ずいそう(すべての人に刺さるとは言ってない)なアイテムが多いため、気になっていた商品が2つ以上あれば「鬱」どころか「福」なはず。…使わない人からしたら「鬱」かもしれないが。
“使える”面白アイテムが欲しい人にはおすすめできる福袋だ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ)