土井善晴氏の「味噌汁に入れる具」が斬新でおいしい これは毎日作りたくなる…
料理研究家・土井善晴氏の味噌汁を実際に作ってみたら、目からウロコのおいしさだった。
ご飯とおかずの入った味噌汁というシンプルな献立「一汁一菜」で、料理の手間から多くの人を救った料理研究家・土井善晴氏。昨年10月23日に放送された『情熱大陸』(MBS・TBS系)も土井氏の料理への哲学が詰まった放送が反響を呼んだ。番組公式YouTubeチャンネルでは未公開映像も配信されている。
その中の「土井善晴が教える人生が楽になるお味噌汁の作り方②」で紹介された、卵焼きを入れた味噌汁を実際に作ってみた。
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■卵焼きをサッと作って入れるだけ
土井氏の味噌汁は、食材の切り方、あくとり、味噌汁を煮立たせないなど、細かいポイントは一切なし。具材もそのときあるものを好きなように加えるだけでよく、「料理はこう作らなければならない」という固定観念はない。
今回作る味噌汁は、長ネギの余った青い部分、卵だ。動画ではにぼしを使用していたが記者の自宅のキッチンにはなかったので今回は使用しない。ダシの効いた味噌汁が好きなので記者は入れるが、それすらも自由だろう。
卵を溶いて切ったネギを加えたら、フライパンで焼いていく。
サッと焼いたら、あとは味噌汁にのっけるだけ。これなら疲れていても作れそうだ。1人前の味噌汁で鍋を使うのがもったいなかったので、器にだしと味噌を入れて湯をかけた味噌汁にのせた。
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■卵焼きは味噌汁に入れてもおいしい
卵焼きを入れただけの味噌汁が完成。食卓に卵焼きと味噌汁が並ぶことはあるが、味噌汁の具として使うのは初めてだ。
卵焼きって味噌汁に入れてもおいしいんだ…。これは目からウロコ。味噌汁の具にするなら卵焼きの形もこだわらなくていいし、ナス、肉、もやしなど余っているものと一緒に入れたらいつもの味噌汁がさらにボリューミーだ。
動画のコメント欄には「毎日お味噌汁作ってるけど想像すらしたことなかったレシピ」「玉子焼きを味噌汁に入れるという概念がなかった」「発想が土井さんらしいですね」と驚く声が寄せられている。今日の献立に迷っている人は、思い切って卵焼きを味噌汁に入れてみるといいかもしれない。
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■『情熱大陸』人生が楽になるお味噌汁の作り方
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)