WBC・侍ジャパンの活躍で野球への興味に変化も? 中高年女性の野球愛に火が…
日本中を虜にした野球日本代表・侍ジャパンの大活躍。野球への興味が増した人もいるようで…。
14年ぶりの優勝を予選から全勝で飾り、日本中を歓喜の渦に巻き込んだ野球日本代表・侍ジャパン。
最年少三冠王・村上宗隆選手の劇的な復活、同じエンゼルスで活躍する大谷翔平投手とマイク・トラウト選手の決勝での一騎打ちなど、野球の歴史に残る名勝負も数多く生まれた。
■ダルビッシュはキャンプから貢献
MLB所属選手では唯一、宮崎キャンプから参加したダルビッシュ有投手の貢献も見逃せない。投手陣のリーダーとしてチームを率い、SNSも活用して若手選手を鼓舞する様子は、たびたびニュースとして報じられた。
テレビを中心にネットニュースやSNSをも賑わわせ続けた侍ジャパンだが、WBCが閉幕した後、日米で始まる今シーズンの野球への影響はあるのだろうか。
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■3割が「興味が増した」
Sirabee編集部が、3月27〜28日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、全体の31.1%が今回のWBCで「さらに野球に興味を持った」と回答。
「変わらない」と答えた人が最も多く64.3%に及んでいるが、この中にはもともとの野球ファンも含まれると思われ、WBCが野球人気の拡大に貢献した可能性は少なくなさそうだ。
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■中高年女性の野球愛に火が…
WBC後に野球への興味が増した人はどのような人たちなのか。今回の調査結果を男女・年代別で分析してみると興味深い傾向も。
「さらに興味を持った」と答えた割合が最も高かったのは、60代女性で61.1%と突出。
昭和生まれでそもそも野球と身近に暮らしてきた世代ではあるが、大谷やダルビッシュなど若いイケメン選手たちが躍動する様は、子供や孫を見るように応援できたのかもしれない。
50代女性も40.2%と全体で2番目に多く、人口が多い中高年女性にも野球人気が拡がったとすれば、今後のプロ野球にも期待できそうだ。
また、30代以下の若い世代では男性が女性を上回っている。「日本代表」と聞くとサッカーのイメージのほうが強いと思われる若年層にも、こうした機会に野球の魅力と迫力が浸透していくことを望みたい。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)