BreakingDownジョリー、啓之輔に勝利も笑顔なし 「こんな戦い方じゃ…」
『BreakingDown7.5』メインマッチのジョリー対啓之輔。勝利後は「メインなのにKOできず…」と表情晴れず。
激闘が繰り広げられた、31日開催の総合格闘技イベント『BreakingDown7.5』(以下、ブレイキングダウン)。因縁の対決となったジョリー対啓之輔の試合に、ネット上の注目が集まった。
■1分3ラウンドの特別ルール
前回大会の「7」で対戦していた2人。判定の末にジョリーの勝ちとなったものの、啓之輔はその判定内容に不満、一方のジョリーも「意見が分かれるような塩試合をしてしまいました」と語るなど、煮え切らないかたちで終わっていた。
そうした中で今回7.5にて再戦が組まれ、さらに全8試合の中でトリを飾ることに。本来であれば1分1ラウンドのルールだが、メインということもあり、1分3ラウンドの特別ルールとなった。
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■ダウン取り消しも
直前のツイッターでは、ジョリーが「忙しそうにしてるけど今の練習量で俺に勝てるか?」と煽り、啓之輔が「暇で良いな」「1日30分はしっかり練習してるから心配するな」と返すなどバチバチだった2人。
31日、リングに上がったジョリーは一転して真剣な表情、ゴングが鳴るも啓之輔と拳を合わせることなく、試合がスタート。前半は「スロースターター」とされる啓之輔に対し、ジョリーが果敢に攻めていく姿が目立つ。
一度ジョリーの左フックが啓之輔の顔面を捉え、ダウンを奪うも、その後打撃を止めなかったことでルール違反、ダウンの取り消しとなった。
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■ジョリーの表情晴れず
結果、3ラウンドを終えたあとの判定では、3人のジャッジがドローを示し延長戦へ。実況でも「判定が難しい」という言葉が何度も出るような接戦となり、ふたたび判定へ。2人がジョリー、1人が啓之輔の札を出し、ジョリーに軍配が上がった。
判定を確認した啓之輔は、拍手を待つことなくリングを降り、それを追うようなかたちでジョリーがリング上のフェンス越しに「啓之輔さん、ありがとうございました!」と声をかける一幕も。
試合の内容に納得がいかなかったこともあり、ジョリーに笑顔はなく、最後のコメントでは「メインなのにKOできず、すいませんでした」「こんな戦い方じゃダメだ」と話した。
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■ジャッジには“警告”が影響
ネット上からは「ジョリーさんおめでとうございます!」「2人とも本当にお疲れさま」「白熱した試合だった」と労う声が多く寄せられた、今回のメインマッチ。
しかし、延長ラウンドで啓之輔が一度警告を受けた点が判定に影響した、とジャッジの解説で明かされると「警告ってそんなに勝敗に影響するのか…」「普通に啓之輔が勝ったと思った」「延長ラウンドは啓之輔が押してる感じがあった」「これはまた再戦では?」といった声も寄せられていた。
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(文/Sirabee 編集部・東水 壮太)