ダイソー「330円のカメラ」 全く写真は撮れないが“絶妙な風”が吹き出す仕様
ダイソーで発見した「ミニ扇風機カメラ」。ちょっとバカにしていたが、買ってみるとかなり使えるグッドアイテムだと判明…。
100円ショップ「DAISO」(ダイソー)に並ぶ扇風機商品。見た目も機能も千差万別…今夏即戦力になりえるオモシロ扇風機をご紹介しよう。
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■ストラップまで付いている
今回紹介するのは、「ミニ扇風機カメラ」(税込330円)。昨年も紹介したこの商品だが、今年も元気にリリースされていたので改めてレビューする。
昔懐かしいレトロカメラの形をした扇風機で、これまで同店扇風機はUSB給電タイプが多かったが、この商品は電池式となっている。単四乾電池3個をセットすると起動する。箱を開封すると、本体と首掛け用のストラップ。カメラを再現しようとそこまでこだわっているのがじつにカワイイ。
…というか、些細な疑問だが商品名は「ミニ扇風機カメラ」ではなく、日本語的には「カメラ風ミニ扇風機」が正当ではないのか。…ま、それはそれでいいか。カワイイは強い!
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■風はカメラ上部から真上に吹き出す
カメラには、通常絞りやシャッタースピードを調整するダイヤルなどがあるが、これは飾りである。シャッターボタンが唯一生きており、これでスイッチのオン・オフを切り替えるのだ。
さて、風はどこから出るのか。一見、カメラのレンズ部分から吹き出しそうだが、じつはここは吸気口だ。ここで吸収した風を、真上にある網部分から吹き上げさせる。
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■手ぶらなのが良い
小型だが、風量は結構ある。30cmくらい近づかないと風を感じないほどであるが、ストラップを首からかけると、顎下から顔にかけて爽やかな風が吹く。ややモーターの匂いがするが、外で使用すると全く気にならなかった。
これまでのハンディ扇風機は基本、顔の真正面から稼働させるタイプが多かったため、手ぶらで首、顎、顔に風を当てるのは非常に優れたポイントだ。ここにも作り手の知恵とアイデアが詰まっている。
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■自宅でも外でも…
記者はこれを装着して試しにコンビニまで行ってきた。
誰も気にする様子がなく、唯一幼稚園生くらいの男の子が「あ、カメラだ」と指さしてくれた。「カメラじゃないよ。おじさんが持っているのは、じつは扇風機なんだよ、坊や」と説明してあげたかったが、お母さんが明らかに大柄な記者を怖がっていたので、ニコニコして素通りすることとした。
そんな注目度も満点のミニ扇風機カメラ。スタンド付きなので、PCデスクに置いても効果を発揮してくれるだろう。これは買いの一手。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)