美川憲一、井ノ原快彦がジャニ会見で放った“ある言葉”に… 「非常に印象に残った」
美川憲一が、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題に言及。「言ってはいけないっていうそういう時代でした」と明かし…。
歌手の美川憲一が11日に実施された取材で、ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏による性加害問題について言及。7日に同事務所が行った記者会見に触れ、元V6のメンバーでジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦が発言した内容に思ったことを明かした。
■井ノ原が事務所の“雰囲気”を告白
7日の記者会見では藤島ジュリー景子前社長、新社長の東山紀之のほか、井ノ原と顧問弁護士が出席。
小学6年生で同事務所に加入した井ノ原は当時を振り返り、ジャニー氏の性加害について「そういった(性加害を暴露する)本が出ていたので、周りも仲間たちもそうなのかな、という噂はしてましたね。そうなったらどうしようという話はしていました」と発言。
「『それちょっとおかしいんじゃないか、噂聞いたぞ』っていうようなことが言えなかったのは、本当に今となっては後悔しております」と述べつつ、「なんだか得体の知れない、それには触れてはいけない空気というのはありました」と同事務所を取り巻く雰囲気を説明していた。
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■美川がジャニー氏の性加害に言及
多くの著名人がこの会見に反応する中、芸能界のご意見番としておなじみの美川もコメント。11日に行ったコンサートの本番前に行われた取材で話した。
ジャニー氏の性加害について聞いたことがあったか問われると「もうずっと知ってましたから」と返答し、「それをみなさん暗黙の了解で見て見ないふりして」いたと明かした。
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■井ノ原の発言「非常に印象に残りました」
さらに美川は「井ノ原くんがおっしゃったこと、非常に印象に残りました」と続ける。
これまでジャニー氏の悪行を話していけない雰囲気があったが、井ノ原が「それには触れてはいけない空気というのはありました」と踏み込んだ発言したことが印象深かったと明かした。
その後は「マスコミの方たちもそうだったと。あの時代はみんなそういう気持ちで(中略)その話を言ってはいけないっていうそういう時代でしたから」と当時の雰囲気を再び語り、「もうちょっと早めに事件なりにしたら、もっと被害者は出なかったんじゃないかなと思いますけど」と所感を述べた。
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■率直な意見に「流石」の声
ジャニー氏の性加害は知っていたと話した美川。
この取材の内容を見た人からは「知らなかったとすっとぼけることもできただろうに正直に話してくれたことは流石だと思う」「このように率直に話してくれる芸能人の方がいると、まだ日本の芸能界に救いはあるかな」といった反応が上がった。
「暗黙の了解… 未成年の子供たちが性被害にあってるのに…?」と、同事務所をめぐる状況に疑問を唱える人もいた。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)