中丸雄一、ジャニーズ性加害問題で評価急上昇　「イメージ変わった」ネットでも絶賛

7日、ジャニーズ事務所が創業者・ジャニー喜多川氏をめぐる性加害問題に関する記者会見を実施。長らく、ジャニー氏による性加害があったことを認め、ジャニーズ事務所に対する厳しい声があがっている。

そんな中、KAT-TUN・中丸雄一は「評価」されていて…。

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■早い段階からコメント

中丸は2011年から、毎週日曜日の朝に放送される情報番組『シューイチ』（日本テレビ系）でコメンテーターを務めている。情報番組という関係上、番組内でジャニーズの性加害問題が取り上げられることも多い。

あるテレビ局関係者は番組内での中丸の姿勢をこう評価する。

「早い段階から、性加害問題にきちんとコメントしていました。8月6日の『シューイチ』では、国連がジャニー氏の件に言及したことを受けて、『事務所が設置した外部の調査チームは100％透明性があるのか』と事務所の姿勢を疑問視。会見を受けた9月10日には、東山紀之さんが新社長に就任した後の人事に関して、『絶対に東山さんと対等に会話ができる人でないとダメですね。忖度と言いますか、ちょっとでも気を使う人が入ってはいけない』とコメントするなど、踏み込んだ指摘も見受けられます」（テレビ局関係者）。

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■「視聴者に近い感覚」

ジャニーズに所属する中丸からすれば、ジャニー氏の件は“身内”の問題となる。自分の事務所の問題にどこまで切り込むかは判断が難しいことだろう。

その点、中丸はバランスが取れているようだ。「変に事務所の肩を持たず、批判一辺倒にもならない、客観的な視点を持っています。『性加害問題』は非常にデリケートな内容ですが、中丸さんのコメントは誰かを傷つけず、問題に踏み込みつつも冷静な指摘が多いですね」（前出・テレビ局関係者）。

コメンテーターとして必要な資質を備えていることが窺える。

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■コメンテーターとしても高い評価

中丸といえば、バラエティ番組『家事ヤロウ』（テレビ朝日系）や公式YouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』などでイジられることが多い。バラエティスキルの高さはお馴染みだが、業界内ではコメンテーターとしての能力も評価されている。

「頭の回転が速く、過去に池上彰さんの番組に出演した際は池上さんにたじろぐことなく、鋭い質問をぶつけていました。どんな話題に対しても、変に背伸びせず、きちんと自分の言葉でコメントしています」（前出・テレビ局関係者）。

今回、世間の注目度が高い性加害問題を通して、中丸の「強み」が認知されたのかもしれない。

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■ネット上でも絶賛の声

中丸の「忖度しない」姿勢はネット上でも話題に。

「中丸さんは真正面から捉えて話してるのに感心」「言えることと言えないことがあるし、言葉も選んでいると思うけどいつも誠実な印象」「一般人に近い見識を持っていて、ファンや視聴者にも寄り添うコメントだと思う」「ちょっと頼りないイメージだったけど今回の件で印象変わった」など、絶賛の声が多数見受けられる。

これからも、「コメンテーター中丸」のさらなる活躍に期待したい。

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人：1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に取材。飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。

仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。今期の推しは、『真夏のシンデレラ』（フジテレビ系）と『ばらかもん』（同系）。『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』（日本テレビ系）の行方も気になる毎日。

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（取材・文／Sirabee 編集部・斎藤聡人）