東横インの朝食メニュー、その内容に目を疑う… 「白米の食べ比べ」羨む声続出
新潟にある東横インの朝食メニューに2種類の白米が。ネットで羨む声が続出している。
旅行や出張でホテルに泊まった際、翌朝の朝食は楽しみの一つだ。美味しいモーニングを食べれば、朝から気分が高揚する。
ネット上では、ビジネスホテル「東横INN上越妙高駅西口」で提供された朝食メニューが話題を呼んでいて…。
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■ホテルで遭遇した光景に目を疑う
ことの発端は、昨年12月に投稿されたあるX(旧ツイッター)ユーザーのポスト。内容としては、新潟・上越妙高の東横INNの朝食に、2種類の白米が出てきたというもの。
拡散された投稿には、「上越産コシヒカリ」と「新之助(しんのすけ)」と2種類の白米が並んでいる。通常、ビジネスホテルの朝食でのご飯といえば、「白米」と「混ぜご飯」や「赤飯」「おかゆ」など、白米と味付きご飯という組み合わせが多い。
だが、上越妙高の東横INNでは、自分好みの白米を選べる仕様になっているのだ。
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■ネットで羨む人続出
米の産地である新潟の強みを生かした朝食メニューはネット上で話題に。「白米の食べ比べですね」「さすが、つよつよお米王国」「新之助が食べられるのはやばい」「ハーフ&ハーフでキメたい」など、羨む人が続出。
ちなみに、「新之助」は大粒でツヤがあり、コクと甘みの強い米。Xでの反応を見ると、コシヒカリとは味も異なるようだ。
なぜ、白米の食べ比べをできるようにしたのか。同ホテルを運営する株式会社東横インに取材した。
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■サービス実施の経緯は…
株式会社東横インの担当者によれば、全店で無料朝食サービスを実施しており、その土地ならではのご当地メニューを提供しているそうだ。上越妙高の「白米2種類朝食」もそのサービスの一貫である。
なぜ、白米を選べるようにしたのか。同社の担当者は、サービス実施の経緯に関して、「上越妙高店でご当地メニューを検討した際、新潟と言えば米と思い立ち、新潟のブランド米『新之助』をお出ししようと決めました。当初は新之助のみか、あるいはコシヒカリと月替わりで提供しようか悩みましたが、『2種を食べ比べできたら面白いのでは?』との意見があり、2023年8月から新之助とコシヒカリの2種を提供中です」と話す。
新潟県こだわりの白米2種類を食べられるとあって、宿泊客の反応も良いようだ。
担当者からは、「県外からお越しのお客さまには新之助の人気が高く、『一度食べてみたかった』などのお声もいただき、食べ比べを楽しんで頂いています」という笑顔のコメントが寄せられている。
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■朝食メニューが充実
取材した昨年12月21日時点では、2種類以上の白米を提供する東横INNは、上越妙高以外にないという。上越妙高では1年中2種類の白米を食べられるそうだ。担当者は、「今後は白米に合うお供にも、ご当地メニューを検討していきます」と話しており、今後の朝食メニューにも期待がかかる。
ちなみに、東横INNでは、鮭、梅、ツナマヨやから揚げ、えびフリッター、カニカマ天ぷらなど、ボリュームたっぷりのおにぎりを毎日日替わりで数種類提供する「具おにぎりstyle」、たまごサラダ、ツナマヨ、ジャム、ホイップクリームといった10種類以上の中から好きなパンを選べる「いろいろサンドstyle」など、無料朝食サービスに力を入れている(※店舗によって異なります)。
東横INNに宿泊した際は、ぜひ朝食をチェックしてほしい。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)