阪神タイガース浮上を下柳剛氏が予告 「これから競って勝てるようになる」
8日現在、借金1の阪神タイガースを下柳剛氏が分析。「全く心配ない」と持論を展開した。
元阪神タイガースの下柳剛氏が自身のYouTubeチャンネル「柳に風」で、阪神の現状を分析し、阪神浮上を予告した。
■借金1の阪神に下柳氏が…
下柳氏は7日終了時点で4勝5敗となっている阪神について「思いのほか先発陣が結構早めに点を取られているので。西君と青柳くんが5回ぐらいに取られてたけど、思ったよりも早めに崩れている」と要因を分析。
続けて「桐敷君が少し打たれている。ちょっとした心配はありますが、心配はありません」と楽観視した。
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■打撃陣に復調の兆し
さらに下柳氏は「みんなその調子を上げてくるだろうし、開幕してすぐに大山君、佐藤君というのがもうボロボロの状態やったけど、今は調子を戻しつつあってタイムリーも出だしたし、佐藤君のホームランも出たし」と指摘。
阪神打撃陣について「打撃陣は復調の兆しが見えてきてるので。得点っていうのはちょっとずつ上がってくるし、前川君がやっぱり良い刺激になっている」と解説する。
また「打撃陣は繋がりつつある。開幕当初はチャンスでのポップフライ、早いカウントで簡単に終わってるなというところがあったんだけど、今はしっかり球数を投げさせて、良い球を狙ってタイムリーも出だしている」と分析した。
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■「後半のピッチャーの不安はない」
投手陣についても下柳氏は「能力のある投手たちが揃っているので心配ない」と話し、リリーフで好投しているゲラ投手を絶賛。「これから競って勝つ試合ができるようになるんじゃないでしょうか。みなさん、心配しないでください。たぶん、たぶん」と阪神の上昇を予告する。
今後のセ・リーグ優勝争いについて「現状を見ていったら、ギュっと詰まってる状態やから、混戦になって楽しいシーズンを送れるんじゃないでしょうか。圧倒的に優勝するのもいいですけど、 最後ヒリヒリしながら優勝するっていうのも、なかなかオツなもんじゃないでしょうか。みなさんそれぞれの楽しみ方を考えましょう」と視聴者に呼びかけていた。
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■ヤクルト戦で今季初のカード勝ち越し
阪神は開幕カードで読売ジャイアンツに2試合連続完封負けを喫すると、DeNAにも負け越し。投打ともふるわず、苦戦を予想する声も出た。
しかし5日からの東京ヤクルトスワローズ3連戦では佐藤輝明選手が2試合連続決勝ホームランで連勝。3戦目は敗れたものの、今季初のカード勝ち越しとなった。