約3割が経験した100年の恋も覚める瞬間 「王子様のような先輩があんな食べ方を…」
食べ方のキレイな人というのは、良い印象が残るものかもしれない。
恋が冷める瞬間は人それぞれ。気になり始めてしまったら、もう恋どころではないのかもしれない。
■食事のマナーで恋が冷める?
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女739名を対象に実施した調査では、全体で31.0%の人が「食事のマナーを見て恋が冷めた経験がある」と回答した。
男女別に見ると、男性は21.3%、女性は40.6%という結果になっている。
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■王子様のような先輩が…
編集部が話を聞いた30代の女性は、「大学時代にバスケサークルの大会の打ち上げで食事に行くことになり、運良く憧れていた先輩の隣のテーブルに座ることができて、とても嬉しかったのですが…」と回顧。
その先輩は王子様のような雰囲気で、何でも卒なくこなす姿に憧れていたそう。しかし、ドキドキしながらチラチラ見ていたら、皿に顔を近づけて犬食いのような食べ方をしていて、とても残念に思ったという。
普段の様子から上品な食べ方を想像していたため、勝手にショックを受けてしまい、燃え上がっていた恋心が砕けてしまったと当時を振り返った。
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■箸の持ち方のせいで見合いが破断に
恋が冷めるのとは少し違うが、親戚が集まると毎回出る話があるという40代の女性は、「叔母は結婚もしていて、いまでは女の子2人の母でもあるのですが、若い頃にお見合いが破断になったことがあったようで…」と話す。
初めての見合いとあって、テーブルマナーもしっかり勉強していったが、昔ながらのクロス箸だけが直せなかった叔母は、「子供に正しい箸の持ち方を教えられない」という理由で破断になってしまい、この話は今でも親戚の間で笑い話のように語られているそう。
ちなみに、叔母の2人の娘は正しい箸使いができるそうだ。叔母は「悔しかったから完璧に教えてやった」と笑っているという。人によって譲れない部分に違いはあるのだろうが、なんとも切ないエピソードだ。
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■キレイに食事をする人は気持ちが良い
日本での食事のマナーというと、一般的には「箸を正しく使う」「茶碗は持って食べる」「肘をつかない」「音を立てない」といった内容をあげる人が多いのではないだろうか。マナーばかり気にして堅苦しくなる必要はないが、互いに気持ち良く過ごすための最低限の礼儀として、心がけるのは大切なことだ。
さらに細かく上げれば、食器の扱いや食べる順番、食べ方などさまざまな作法がある。キレイに食事ができる人は見ていて気持ちが良いものだ。これを機に食事のマナーについて改めて学んでみたら、意外と役立つシーンもあるのではないだろうか。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女739名 (有効回答数)