コロナの影響で「応募が殺到している仕事」とは 転職市場に起きた変化
転職市場にも影響を及ぼしている新型コロナウイルス。現状についてキャリアコンサルタントに聞いた。
様々な企業に影響を及ぼしている新型コロナウイルス。将来に不安を覚えて、転職を考えている人も少なくないようだ。
■転職先が見つかるか不安
しかし、SNSを見てみると「コロナで求人も少ないらしい」「転職したいけど就職先見つかるか不安」といった声も散見される。実際、就職活動中の大学生が選考を中断されたという事例もあるため、中途採用に不安が広がるのは仕方のないことだろう。
そこで、今回は人材紹介会社の『株式会社エージェントキューブ』でキャリアコンサルタントを務める浅賀啓太さんに、現在の転職市場についてお話を伺った。
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■以前よりも転職活動しやすい傾向
転職することが当たり前の昨今、常に転職を視野に入れている人は多くいると話す浅賀さん。そんな中、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、転職を検討している人は増えたようだ。
『エージェントキューブ』に相談に行く求職者の約80%は、「転職活動の時期」を相談しているため、「現職でキャリアをつけてから転職すべきか、今転職すべきか」を求職者とともに考え、アドバイスしているとのこと。
また、現在は多くの企業が選考方法を「Web面接」に切り替え、求職者が会場に足を運ぶ必要もない。そのため「以前よりも転職活動がしやすくなっている」という点からも、転職活動者が増えている傾向にあるのではないかと語った。