216店閉店し元運営会社は倒産 「ステーキけん」23区唯一の現存店で見つけたもの
最盛期には全国238店舗を展開し、高い人気を誇っていたステーキチェーン店の「ステーキけん」。その残存店がまだ都内にある。
■サラダバーも強い
サラダはオニオン、レタスなどの野菜から豆腐、春雨サラダまで全16種。ドレッシングも複数あり、女性客にも喜ばれそうなバリエーションだ。さらにフランスパンとガーリックバター、カレーとスープ、デザートではフルーツとゼリーなども取り放題になっており、コスパは最高にいい。
新型コロナの影響で、ビュッフェスタイルは敬遠されそうだが、定期的にスタッフが見回っている上、除菌用アルコールも随所に設置されているなど、しっかりその体制は組まれているように見える。
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■再起のチャンスは…?
味もシステムも、人気絶頂だった当時のままで、むしろ今のほうが味はいいかもしれない。郊外のロードサイドではなく、近かったらまた通いたいと思う味だった。
ただ、日進月歩で進化する外食チェーンの中においては、店内の雰囲気やメニューのデザインが古臭いままと感じたことも確か。最大手「いきなりステーキ」が元気を失っている今こそ再起の時とも思ってしまうが…。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)