職場でワクチン接種の話になり… 「同僚のひと言」に周囲の顔色が変わった

職場で新型コロナワクチンの話題になり、いまは接種をためらっていることを打ち明けたら…。その後の展開に考えさせられる。

2021/07/12 05:30



■もし不遇な扱いを受けた場合は…

ワクチン接種をめぐるトラブルについては、しらべぇでは齋藤健博弁護士による法律コラム記事を配信している。

齋藤弁護士によると、ワクチンは「あくまでも個人の判断に基づき、接種されるもの」であり、例えば「上司が従業員にワクチンの接種をいわば強制することは事実上困難」であるという。

また、万が一にもワクチンを接種する意向がないことを理由に、職場で不遇な使いを受けるようなことがあれば「明確にパワーハラスメントに該当する行為」であり、「パワハラであることをしっかり指摘する必要がある」と齋藤弁護士も指摘している。


関連記事:ノンスタ井上、父親が新型コロナワクチン接種 「何事もありませんように」

■「接種しない」意向を伝える際は

しかしその一方で、ワクチンはこのコロナ禍における人類の希望であり、職場など日々関わる人たちの接種の有無というのは非常に気になる情報だ。

齋藤弁護士は、「ワクチンを接種する意向がないことを表明することには何ら問題がありません」としつつも、会社などに伝える場合には「会社がワクチン接種に対してどのようなスタンスを取っているのか、事前に確認したほうが無難」であると話している。

様々な事情から、ワクチン接種をためらっている人は少なくないはず。自分の思考と相反するからといって、口撃したりすべきではないだろう。

・合わせて読みたい→夫婦でワクチン接種時、絶対注意すべき点が話題 「偶然助かった…」と安堵の声も

(取材・文/しらべぇ編集部・越野 真由香

弁護士アレルギー齋藤健博副反応新型コロナウイルスワクチン職域接種
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング