『武田鉄矢の昭和は輝いていたSP』花の唄特集 花がテーマの昭和の名曲を紹介
11日放送『昭和は輝いていたSP』では、花の歌を歌い続けた島倉千代子さんを特集。名曲に秘められた裏話とは…。
■思い出の歌の花束を
合田は、「今回は“花の歌”を特集しています。自分が好きな花は? と問われ、即座にチューリップを思い浮かべ、好きな花の歌は? と訊かれ、小学校低学年のときコメットさん(九重佑三子)が歌っていた『きいろいタンポポ』を思い出しました」。
「よっぽど春に咲く花が好きなんだなあ…と自分自身で思っていたら、鉄矢さんが“それは北海道出身だからだ”と言われ、なるほど、と納得してしまいました。そうなのです。私が生まれ育った北海道は、冬が長いのです。やっと遅い春が訪れると、ぱ~っと一度に花が咲き乱れます。それこそ梅も桜もタンポポ、チューリップもほぼ同時期に咲くのです」。
「やっと訪れた春の喜びは、そのまま花とイコールしていたのですね。季節ごとに咲き誇る花をテーマにした歌はたくさんあります。あなたが好きな花、好きな花の歌は出てくるでしょうか? 思い出の歌の花束をお届けします。どうぞお楽しみに」と、自身の思い出を交えつつ振り返った。
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■花談義の2時間楽しんで
最後に、番組プロデューサーの橋本かおり氏が、「皆さんが思い浮かべる“花の歌”は何でしょうか? バラ・椿・梅…花の歌に託した思いは戦前からさまざまです。しかしなんと“さくら”が歌に歌われたのは平成になってからのほうが多いようです」とコメント。
「そして、デビューも『この世の花』で、その後も『りんどう峠』や『からたち日記』のヒット曲を持つ島倉千代子さんが最後に吹き込んだのは『からたちの小径』でした。花の歌で歩んでこられた島倉さんの特集もございます」。
「ゲストは ご自身も“花の歌”を特集したアルバムを出されている加藤登紀子さん、そして、おうちの中は花でいっぱいの森公美子さんです。花談義の2時間をお楽しみください」と、このたびの“花の唄特集”をアピールしている。
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(文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)