静岡最強ハンバーグ店さわやか、地元女子大生の激オシメニューが予想上回るウマさ

■常連に知られる「雑炊」

普段はハンバーグと大ライスを注文し、ソースを絡ませたハンバーグをライスにワンクッションさせて頂くのが常道だが、今回は主食をライスではなく、後に記者が“最高にさわやかな料理”と身をもって知ることになる「梅しらす雑炊」（638円）をチョイス。

この梅しらす雑炊、「ハンバーグ店では邪道、誰が注文するんだ…」と考える向きもいると予想されるが断じてそうではない。同店の常連で、記者の親類である県内在住20代の女子大生は「通えば通うほど気になってくるメニューがコレ。私はいつの日かこれを毎回頼むようになりました。絶対オススメ」と記者に推薦する。

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■地元食材の宝庫だな！

運ばれて来ると、静岡県産しらす、浜名湖産青のりによる磯の香りが漂っている。ふんわり玉子のど真ん中には鋭い酸っぱさの紀州南高梅、さらに味変用にピリッとさわやかな味わいの茎わさびの漬物。そしてご丁寧に玄米緑茶も付いている。その思いやりが母のように優しい。

れんげで口に運ぶと、なんと優しく、じつにさわやかな口当たり。雑炊といえば胃腸が悪い時などに食べる“消化の良い料理”というイメージが強いが、コイツは違う。ハンバーグのジューシーな旨味で溢れた口内を、一旦リセットしてくれるまさに食欲増進料理なのだ。

予想を遥かに上回るウマさだった、隠れたスター料理「梅しらす雑炊」。静岡産食材を楽しみたい方にもおすすめである。

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（取材・文／Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤）