ニューヨーク、松本人志めぐる動画で“とんでもない奇跡”起こす 「ベストすぎて草」
中田敦彦による松本人志への批判をめぐってお笑い界に波紋が広がる中、ニューヨークが起こした“奇跡”にファンからツッコミが相次いでいる。
お笑いコンビ・ニューヨークが29日、YouTubeチャンネル『ニューヨーク Official Channel』を更新し、ダウンタウン・松本人志の著書をテーマにした動画を投稿。そのタイミングがファンの話題を呼んでいる。
■松本のベストセラーをテーマに
今回の動画では、松本が94年、95年に発売してベストセラーとなったエッセイ『遺書』『松本』(いずれも朝日新聞社)の中で、松本が当時考えていた「面白い芸人」の条件に当てはまる人物をニューヨークが探すことに。
屋敷裕政は、発売当時はほぼすべての芸人がこの本を読んでいたことに触れ、「これに影響を受けてお笑いがガラッと変わった」と強調。
30年近く前の著書とあって、嶋佐和也は「松ちゃんも今そういうふうに思ってねぇと思うよ」と笑いつつ、松本が挙げた条件「ネクラ・貧乏・女好き」に当てはまる“遺書芸人”と、逆にすべての条件が当てはまらない“逆遺書芸人”を考えた。
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■中田敦彦の動画が波紋
松本をめぐっては、ニューヨークが動画を更新したのと同じ日に、オリエンタルラジオ・中田敦彦が動画を公開。松本がお笑いの賞レースで審査員を多数務めており、若手芸人の活躍を左右しているとして、お笑い界に新しい価値観や新たなスターができる土壌を作るために審査員を譲るべきと主張した。
中田が動画の中で、『M−1グランプリ2018』で優勝した霜降り明星・粗品の名前を出したことに、粗品の相方・せいやが反応し、「真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな 中田」と憤るツイートを投稿して話題に。
さらに松本本人も、「テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん。連絡待ってる」と中田へのメッセージともとれるメッセージを投稿するなど波紋が広がっている。
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■「とんでもない奇跡」「ベストすぎ」
偶然にも中田と同じタイミングで、同じく松本をテーマにした動画を公開したニューヨークに、ファンからは「このタイミングでスケジュールしてあるのとんでもない奇跡で笑う」「中田敦彦が『松本人志は笑いの基準を決めすぎ』という批判動画をアップした同日に、松本人志の面白い基準にあてはまる芸人探す企画は奇跡的なタイミングでおもろい」「中田敦彦が喧嘩売ったタイミングでこれはベストすぎて草」とツッコミが届いた。
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■「スタンスが好き」の声も
また、中田の動画について「何を言うのも自由だし自己責任だけど、今ことさらに噛みつくのはむしろその時代の価値観に囚われてる証なのかも」との意見も。
松本への敬意を示しつつ著書をネタにするニューヨークに、「もちろんリスペクトしつつ多少茶化すくらいの、このニューヨークくらいのスタンスがおれは好きだわ」という人も見受けられた。