『水曜日のダウンタウン』過去の名作が期間限定で無料配信　今見るべき神回3選

お笑いコンビ・ダウンタウンがMCを務める『水曜日のダウンタウン』（TBS系）が、民放公式配信サービス「TVer」での累計再生回数が1億回を突破。それを記念して、16日から「TVer」と「TBS FREE」で過去の名作回を期間限定で再配信する。

今回はTVerで再配信された13本のうち、ネットの反響を加味しつつ記者の独断でおすすめのエピソードを紹介したい。

 

■ミステリーファン必見の回

お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏が、ロケのために長野にあるペンションに前乗りし、朝起きたら死体が発見されるという設定のミステリードラマ風のドッキリ企画「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説」。

ドッキリであることに早々に気付いてやる気のなかった津田がボヤく様子や、捜査が進むにつれて探偵らしく“覚醒”する姿は必見だ。サウンドノベル『かまいたちの夜』を彷彿させるような雰囲気もいい。

この回は同番組Tver配信の歴代の再生回数2位を記録しており、今回の再配信を受けてSNS上では「あの感じ出せるの津田さん以外じゃそうそういない」「めちゃくちゃ面白いから見てほしい」と喜ぶ声があがった。

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■パンサー尾形貴弘のスゴさが光る回

山でのロケ中に深さ3mの落とし穴に落とされた芸人たちが、放置されたらどうなるのかを検証する超過酷なドッキリ企画「落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説」。

トラブルで放置されたと勘違いして救助をひたすら待つ者、ドッキリだと確信して怒る者など、芸人たちがさまざまな反応を見せる中、パンサーの尾形貴弘は自力脱出が不可能な落とし穴から脱出しようと試みる。

心身ともに疲労困憊の状態で涙を流すも、最後まで決してあきらめない尾形の姿は「バラエティではなくドキュメンタリー」と笑いと感動の声があがった。

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■「令和」を当てる超過酷企画

お笑いコンビ・ななまがりが、埼玉県の某所アパートに閉じ込められ、新元号「令和」を予想するチャレンジ企画「新元号を当てるまで脱出できない生活」。

約100時間にもおよぶ過酷な挑戦の中、チャンスタイムの結果でヒントやエアコンのリモコンが手に入る状況でもタバコを購入する様子や、ボケの森下直人が回答した元号「歯姫」がSNS上で話題を呼び、今でも伝説の回と呼ばれている。

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■数多くの名作が配信

その他にも、板東英二が出演して「板東2億円事件」と大きな反響が相次いだ「子供からもらった松ぼっくり、家まで持ち帰らざるを得ない説」。同番組をきっかけに関係を修復したお笑いコンビのおぼん・こぼんが出演した「芸人解散ドッキリ、師匠クラスの方が切ない説」。同番組に欠かせない安田大サーカスのクロちゃんが出演する「リアル豆柴ドミノ」。タレントのあかつが出演する「花見のゴミを集めて桜前線と共に北上すれば、そのゴミで作った船で津軽海峡渡れる説」など、名作が数多く配信されている。

もう一度名作を見たい同番組のファンや、最近見始めたという人はぜひチェックしてほしい。

TVer『水曜日のダウンタウン』

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（取材・文／Sirabee 編集部・二宮 新一）