「覚醒剤製造所」付きの豪邸が販売 交通アクセス良好でお値段たったの2億円

「自宅で覚醒剤が作れる」物件が販売され話題に。SNSでは「住むだけで罪に問われそう」などの声も上がっている。

2023/11/22 07:30

豪邸

アメリカ・カリフォルニア州にある豪邸が155万ドル(約2億3,000万円)という値段で販売に出され、SNSで大きな話題を集めている。理由の一つに、この物件には「覚醒剤の製造所」が付属しているのだという。『CBS News』『LA Times』などの海外メディアが報じた。



 

■交通アクセス良好

不動産業者の物件情報によると、カリフォルニア州サンノゼにあるこの邸宅は、高速道路に簡単にアクセスできる「最高のロケーション」にある。さらに6つのベッドルームを含む、250平米を超える居住スペースを備えているという。

またクパチーノにあるApple社のキャンパスまでは車で20分、Googleの本拠地であるマウンテンビューまでは30分以内の距離にあり、シリコンバレーで働く人には特に魅力的と言える物件といえる。


関連記事:飛行機で通学する大学生が話題に 「週3往復ならアパートを借りるより安い」

 

■周辺の環境も最高レベル、でも…

物件情報にはさらに、邸宅は成績優秀な学区の一部にあり、家の裏庭にはオレンジやリンゴ、レモンの木が植えられていて植物も豊かだと記されている。

家の中にはバスルームが3つ半あり、豪華なプールとスパ、ソーラーパネル、車1台分のガレージ、エアコン完備、そして大きなパティオでおもてなしもバッチリ、という売り文句が並んでいる。

極めつけは、この物件には「致死的で中毒性のある違法薬物を合成するための場所」も備え付けられているというから、驚きである。


関連記事:ビートたけし、『TVタックル』で“訳あり物件”住まいを告白 「そこは有名な…」

 

■前所有者の「痕跡」がそのまま

不動産ウェブサイトには「6,000平方フィート(557平米)の広大な敷地に大きな家を所有する絶好のチャンス」と書かれているが、続けて「家には覚醒剤製造所と覚醒剤による汚染がある」と不穏な文言も並ぶ。

さらに「この住宅は汚染が除去されていないため、現状のまま新しい買い手に引き渡されることもある」と但し書きがあり、この家の前所有者の痕跡がいまだに残っていることが判明している。


関連記事:退去後の物件、居住者の置き土産に衝撃走る 「全米が泣いた」レベルの正体は…

 

■住むだけで罪に問われそう?

報道によると、前所有者のピーター・カラセフ(36)は、地域の変圧器を爆発させたとして3月に逮捕されている。

現場の防犯カメラに映っていたカラセフの自宅を警察が捜査したところ、この覚醒剤製造所のほか、銃や自家製の爆発物、複数の自家製高エネルギー爆破装置などが見つかったのだという。

SNSでは、この件に対して「不動産会社はこんなものを撤去しないで売りに出していいの?」「住むだけで有罪になりそうなんだが」など、驚きのコメントが多数寄せられている。

・合わせて読みたい→退去後の物件、居住者の置き土産に衝撃走る 「全米が泣いた」レベルの正体は…

(文/Sirabee 編集部・びやじま

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

プール不動産アメリカGoogleりんごApple話題エアコン覚醒剤レモンスパバスルームオレンジカリフォルニア州翻訳記事ガレージソーラーパネルパティオ変圧器
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング