ADV×性格診断『Refind Self： 性格診断ゲーム』プレイレビュー　プレイヤーの性格がストーリーに影響を及ぼす新感覚の面白さ

14日に発売開始された個人デベロッパーLizardryが手掛ける『Refind Self: 性格診断ゲーム』。早速クリアした記者が、ネタバレなしでレビューしていくぞ。

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■ADVと性格診断を組み合わせた新感覚なゲーム

『Refind Self: 性格診断ゲーム』は、シンプルな探索型アドベンチャーゲームと性格診断を組み合わせた新感覚のゲーム。

同作を制作した個人デベロッパーLizardry氏は、過去に架空の言語を解読していくビジュアルノベル『7 Days to End with You』を発売しており、記者はそのゲームもクリア済み。感動的なストーリーを言語解読というギミックを上手く活かしてプレイヤーに「読ませる」という方法がかなりおもしろかったため、今回の『Refind Self: 性格診断ゲーム』もかなり期待していた。

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■徐々に世界観が露わに…

『Refind Self: 性格診断ゲーム』は人型ロボットの物語を描いた作品。ゲームを開始し導入部分を終えると本編の冒頭として博士が亡くなるシーンから開始。この時点から性格診断は始まっており、博士の墓を確認するか否かや落ちているアイテムを拾うかどうかで診断結果が変わってくるようだ。

作中では、主人公である人型ロボットと博士の思い出の場所にたどり着くと、回想が挟まり、ゆっくりとストーリーが進行していくシステムとなっている。徐々に世界観が露わになり、診断が完了するころには「あ〜こういうことが起こっていたのか…」と納得することができるのも面白い。

ちなみに、突然戦闘シーンが挟まれるなど、ゲームシステムのバラエティも豊富でしっかりと最後まで面白さが継続される作品となっていた。

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■計23個の性格の中から最大5つが選ばれる診断結果

『Refind Self: 性格診断ゲーム』の性格診断では、計23個の性格の中から最大5つが選ばれる仕組みとなっている。ちなみに記者の場合は「最も象徴する性格」が裁判官。

「補足する性格」として研究家と武闘家と診断されていた。

ちなみに、Sirabee編集部内の別の記者に試してもらったところ、「最も象徴する性格」が挑戦者、「補足する性格」として聖職者とソロプレイヤーという結果に。やはり人によって結果は大きく変わるようだ。

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■1周30分でクリア可能

『Refind Self: 性格診断ゲーム』はSteam/Google Play/App Storeで発売されている。1周クリアまで約30分程度とサクッと遊ぶことができたため、記者がプレイしたApp Store版との相性もよかった気がする。

何度も繰り返して遊び、作品内で描かれているストーリーの詳細を見るのも良し、自分の性格と他の人の性格を見比べるのも良しと遊びがいのあるゲームとなっている。気になった人は試してみてはいかがだろうか。

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■執筆者プロフィール

北田力也：エンタメ、ゲーム、グルメ記事を中心に執筆している20代ライター。

小学生のころ一度ゲームを引退したが、社会人になってから友人に誘われてNintendo Switchを購入したところ、その反動もあってかドハマり。『ポケットモンスター』シリーズやFPS系ゲームをはじめ、幅広くプレイしている。

なお、最近のマイブームは『Stardew Valley』で永遠と釣りをすること。

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（取材・文／Sirabee 編集部・北田力也）