東京23区ラーメン二郎どこが一番美味しいか調査18回目『仙川店』
東京23区の『ラーメン二郎』を食べ歩き、どこが一番美味しいかをランキング!
圧倒的ボリュームによるコストパフォーマンスと、容赦ないジャンク感が学生やオタクの間で人気のラーメン二郎。
二郎の登場以降、大盛りラーメンを提供する店が続出するほどの人気ぶりだ。近年、女性のジロリアンも増えつつある。
「どうせ食べるならウマい二郎が食べたい」ということで週2回ペースで二郎を食べ続け、「東京都内イチの二郎」を見つけるこの企画。
第18回となる今回は『仙川店』を実食調査。
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■夜の部のみ営業の二郎
今回訪れた二郎は、調布市にある「仙川店」。営業は17:30〜23:30と夜の部しか営業していないことから、近くに住んでいる人でないとなかなか行くのは難しいかも。
新宿から電車で揺られること20分。オープンに間に合わず数分遅れで到着。5名の行列に参加し並んでいると、店内から行列に凄まじい熱風が…。
すでに日は落ちているのだが、ものの数分で汗だくに。食べる前から相当の体力を奪われた。
店内はクーラーが効いており、外との温度差で心臓がキュンと止まりそうになりながら、小ラーメンを注文し着席。
関連記事:ラーメンのスープを飲み干すことについて店側の見解は…
■逆にレアな味の二郎
着丼した二郎は、クタ野菜が印象的なマッド感あふれるビジュアル。野菜はもちろん、シャキシャキ食感を完全に殺した仕様だ。
スープはまったくと言っていいほど豚の存在を感じられず、醤油が濃いカラメのスープ。みりん風味がほのかに口に残り、今までの二郎では味わったことのない独特の味だ。
麺は中太ストレートで、ツルツルとした表面とは裏腹にブチブチとした食感。スープに絡んだ麺をすすると、カネシがガツンと味わえるシャープな味わい。
麺もまた、他店の二郎ではあまり出会ったことのないタイプである。
豚塊は分厚く切り落とされ、食感は低反発素材を食べているかのよう。味は噛めば噛むほど中から旨味が染み出で、癖になるウマさ。
他の二郎と比べようとしても、このタイプの味は同店しか思いつかない。「レアな一杯」と言えるのではないだろうか。
たまに一風変わった二郎を味わいたいときにはいいのかもしれないが、ジロリアンの中でも好みが大きく分かれるかもしれない。
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■評価
今回の点数は…
・味 ★★★(全体的にマッドな仕上がり)
・量 ★★★(必要十分)
・総合★★★(好きな人にはたまらない)
※5点満点
『マッドマックス』や『北斗の拳』のような荒廃した世界観を詰め込んだよう一杯。ひとつひとつが重たくカオス。
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■これまでのランキング
1位:ひばりヶ丘駅前店(暫定)
2位:めじろ台法政大学前店
3位:三田本店
4位:神田神保町店
5位:荻窪店
6位:亀戸
7位:府中店
8位:小岩店
9位:池袋東口店
10 位:上野毛店
11位:環七新代田店
12位:品川店
13位:新橋店
14位:桜台駅前店
15位:環七一之江店
16位:仙川店
17位:歌舞伎町店
18位:小滝橋通り店
(取材・文/しらべぇ編集部・ふふふふ)
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