舛添要一氏、国葬の外交的な役割に言及 「問題を解決することなどは…」
舛添要一氏が、国葬は外交の場にならないと主張。政治評論家の発言を取り上げた。
舛添要一前東京都知事が10日、自身の公式ツイッターを更新。安倍晋三元首相の国葬に関わる発言に指摘した。
■安倍元首相の国葬が行われる
今年7月8日の演説中に銃撃され亡くなった安倍元首相。これまでの功績を称え、国を挙げてを行う『国葬』が今月27日に予定されている。
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■「外交的に意味がある」発言に指摘
舛添氏はきょう10日にツイッターで、「政治評論家の田崎氏が今朝のTV番組で、安倍元首相の国葬が外交的に意味があると発言したが、それは外交を知らない人の発言だ」と、評論家の発言を取り上げる。
「海外要人は葬儀が終わるとすぐに帰国するし、事務方が会議内容の準備をするのも不可能だ」と、葬儀以外の時間はあまりないと説明。「弔問に来る海外要人同士が東京で会談して外交問題を解決することなどはあり得ない」と続け、国葬は外交の場にならないと主張している。