Facebook投稿で機密情報ダダ漏れ?他社の秘密を投稿から手に入れた人の割合は…
画像はFacebookのスクリーンショット
友人や家族、仕事仲間など、さまざまな人とつながるのに便利なFacebook。日本国内のユーザー数も、昨年2400万人を超え、家族写真やバーベキューの様子、気になるニュースなど、さまざまな情報がシェアされている。
中には、仕事についての情報をシェアする人も少なくない。しかし、そこにリスクはないのだろうか?
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■他人の投稿から「業務上の秘密」を得た人は1割以上
しらべぇ編集部が、全国20〜60代の働くFacebookユーザー282名に調査したところ、他人のFacebook投稿から「業務上の秘密」を手に入れたことがある人は、およそ1割。
その機密度にもよるが、企業側としたら安心できる数字ではないだろう。また、年代別に見ると、20代男性が突出して4人に1人を超えている。ソーシャルメディアや検索のやり方に慣れている世代だからだろうか。
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■「仕事にまつわる投稿」をしてしまうのも20代男性
ところが、「仕事に関する投稿をしたことがある」割合を調べると、こちらも20代男性がもっとも高い。仕事歴の短い男性は、業務上の秘密をダダ漏れさせ、それが同世代に伝わっている可能性もある。
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■関係者は意外とちゃんと見ている
Facebookは投稿を見られる範囲を指定できるため、たかをくくる人もいるかもしれない。しかし、機密情報を書かれた側の経験者は、以下のように語る。
Facebookで直接つながっていなくても、共通の友人がいることは多い。あるとき知人に「◯◯社さんについて投稿があったよ」と見せられたところ、仕事相手だった。
しかもネガティブなコメントだったので、その後、二度と仕事を出さなかった(30代・会社員)
ボカして書いても、うちの仕事のことを投稿しているのはわかる。とくに愚痴はやめてほしい(40代・会社員)
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■漏らすのも手に入れるのも「出世派」?
また、出世が早い人・早くない人では、Facebookで仕事がらみの投稿をしているのも、そこから業務上の機密事項を手に入れているのも、出世派が圧倒的。
仕事ができる人は、気軽な投稿にひそむ思わぬ落とし穴に注意したほうがよさそうだ。
(文/しらべぇ編集部・猫山ニャン子)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日~2015年7月27日
対象:20代~60代の男女1345名