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「おい!祝日が増えてるぞ!」知らなかった人は6割超え


1月のカレンダー

1月11日は成人の日。年末年始の長い休みを終えて以来、初めて迎える「国民の祝日」だ。今日から3連休に入っている人も多いのではないだろうか。

 

■認知度まだまだ、新祝日「山の日」

富士山

©写真AC

その「国民の祝日」には今年、新たに「山の日」のデビューが決まっている。 日付は8月11日で、8月の祝日としては初めて。昨年まで年間15日だった祝日の日数が16日になる。

新たな祝日が増えるのは、2007年に「国民の休日」を祝日に改めた「みどりの日」以来6年ぶり。休日の実数が増えるのは1996年の「海の日」以来20年ぶりだ。

グラフ

しかしながらアンケートサイト「マインドソナー」を用いた調査によると、「2016年から『山の日』が新たな祝日として増える」ことを「知っている」と答えた人の割合は35%台。

ざっくりと3人に2人は「知らなかった」と答えているので、認知度はまだそう高くない。

 

■「山の恩恵に感謝」する日

山の日

・山の日(8月11日)=山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。

国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律(平成26年法律第43号)が平成26年5月30日に公布され、「国民の祝日」として新たに「山の日」が設けられることになりました。この改正は平成28年1月1日から施行され、「国民の祝日」の年間日数は16日となります。(内閣府Webサイトより

「国民の祝日」に関する事務を取り扱う内閣府によると、「山の日」のデビューが決まったのは2015年5月。7カ月間では、国民への周知が難しかったのだろうか。

 

■旧盆の休暇、拡大への期待

富士山

©写真AC

それはさておき、今のところは地味な存在の祝日も、8月が近づくにつれ盛り上がりを見せてくるかもしれない。

なんといっても「山の日」は、多くの企業が従業員に連休を与える旧盆に近い。新しい祝日と連休を組み合わせることが、たとえば夏のリゾートをもう1日楽しめるなどのチャンスにつながることを期待したいところだ。

上高地

©写真AC

なお初めての「山の日」にあたる今年8月11日には、国内屈指の山岳景勝地「上高地」(長野県)で記念式典が開催される。当日は、国内各地の「山」にゆかりの観光地もさまざまな記念行事を予定しているという。

そもそも日本の国土は70%以上を「山地」が占める

「山派」の人もそうでない人も、新たな祝日のデビューをきっかけに今年を身近な山ともっと親しむ一年にしてみるといいかもしれない。

(文/しらべぇ編集部・前田昌宏