【マジか】タイの巨大モール、完全に未完成状態のまま堂々グランドオープン!

2014/07/29 12:00

タイ国バンコクと言うと、皆さんはどのようなイメージを思い浮かべますか?

「美しく荘厳な王宮や仏教寺院」
「素朴な屋台や水上マーケットの賑わい」
「ナイトスポットでのショーやムエタイ」

などでしょうか? いちばん上の「仏教寺院」は、トリップアドバイザーによる観光名所260件の殆どは寺院が占めていますから、納得です。

ところが、タイ国バンコクは急ピッチで開発が進められていて、寺院と並び見逃せないのは、モダンな高層ビル群や巨大なショッピングモールなのです。繁華街では、上記のイメージと全く違う華やかで高級感あふれる街並みに、「ここはタイなのか?」と目を見張ることになるでしょう。

タイ国政府観光庁が打ち出しているのも、「華やかな大都会のにぎわいと、厳かな仏教文化が息づき、古今の歴史と文化が見事に調和している魅惑な都市」と大都会ぶりを強調したコピーとなっています。

また、日本最大のタイ旅行サイト「バンコクナビ」でも、注目記事の上位には、

「元祖ハイソ系デパート、エンポリアムデパートメントストア」
「超ハイソ系デパート、サイアムパラゴン」
「東南アジア最大級のショッピングモール、セントラルワールドプラザ」

と、大型ショッピングモールを3つ続けて紹介しているほど。

さらには、6つの巨大モールも建設・計画中だということで、2017年の開業を目指し、バンコクのショッピングモール建設はますます加速し続けていくようです。

そんな中、先日グランドオープンしたのが、6つのうちのひとつ、BTSプルンチット駅直結の巨大モール「セントラルエンバシー」。その華やかなオープニングセレモニーはTV中継までされ、日本でいえば、表参道ヒルズのオープニングを思い出すような盛り上がりぶりでした。

ただし、行きたいと思いつつ既にオープンから2ヶ月もたってしまったある日、その真新しい話題のショッピングモールに行って筆者が目にした光景は、信じ難いものでした。

まず駅に掲げられた看板はこちら。

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目に飛び込んできた外観はこちら。

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え、出来上がってないの!? 駅から続くスカイウォークもまだ空中で途切れたままで繋がっていない…。こんな状態での通常営業は、完璧を求める日本では考えられません。

そして中に入ってみると、センスの良い店舗や誰もが知るブランドショップが優雅に営業している隣で、目隠しはしているもののまだ未完成の店舗がドン。思いっきり工事中とわかります。

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5階から上は完全にまだ出来上がっておらず、シートがブルーでないことだけが救いでした。

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「マイペンライ=細かいことは気にするな」。微笑みの国タイでは、大掛かりな開発にもそんな精神が随所に見られ、工事中なのにグランドオープンしてしまったショッピングモールはある意味、期間限定の観光名所なのではないかと感じました。

(文/しらべぇ海外支部・hiroko

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