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お葬式に出席すると起きる「考え方の変化」って?

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©iStock.com/akiyoko

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春は出会いの季節でもあり、別れの季節でもある。そして、それはなにも友との別れだけではなく、「死」という形もあり得る。

死者を弔う葬式は厳かで、ある意味日常からかけ離れているが、それを経験することで時に、自分の心境に変化が生まれることがあるらしい。しらべぇ編集部では「祖父母を葬式に出たことがある人」を対象に、調査を行った。

 

■命の儚さ

「人間は死んで、遺体は火葬されて灰になる。骨なんてかけら程度に しか残らない。残りは灰ばかり。これが人が 死ぬっちゅうことかと思った。火葬されて遺体の見た目が 変わることで人の死を理解した」(男性・30代)

 

さっきまで目の前にいた祖父母が灰になってしまった。人生の儚さと尊さを学べた」(男性・30代)

 

「無常観をしみじみと感じ、この世の中変わらないものはないのだから今ある生活を大事にしようと思った」(女性・40代)

 

「おばあちゃんの葬儀で焼かれた後に骨を拾っていたときに骨が折れてしまい、生の儚さを痛烈に感じた」(女性・30代)

 

■孝行をしておけば…

「自分が成長するということは大切な人を失うことでもあること」(女性・20代)

 

「小さい頃何気なく聞いていた祖父母の昔話を、大人になってもっとちゃんと聞いとけばよかったと思いました」(女性・50代)

 

■嫌だった葬式も…

「葬式の準備はとても忙しくて大変だが、残された人が精神的に落ち込んで悲しんでいる暇を少しでもやわらげてくれるようなものだなと思った」(女性・30代)

 

「集まる人を見て、命のリレーを感じた」(男性・60代)

 

■葬式で初めて知る素顔

「自分の知らない何十年も前にお付き合いがあった近所の方が集まってくれて、貴重な体験が聞けたことが嬉しかった」

 

「普段、ケンカばかりだったのに、祖母が棺桶の中の祖父に『今までお疲れさん。もう少し待っててな』と話しかけていた。祖父母の夫婦愛を見た気がした」(男性・30代)

 

父の泣いた顔を初めて見た」(女性・50代)

 

■埋葬方法

「お墓ではなく散骨や樹木葬を考えるようになりました」(男性・50代)

 

「そこの地域のならわしで、すでに火葬されていた。普段、何も考えていなかったが、自分の先祖を意識した」(女性・50代)

 

■現実的な側面も…

「通夜、葬儀の大変さや、式後の相続問題など色々な問題があるんだなあと考えさせられた」(男性・40代)

 

「マナーを勉強しとくべきだと思った」(男性・40代)

 

■強く生きる気持ち

「祖母は自分が15歳の誕生日の朝に急死した。それ以降、誕生日イコール祖母の命日となった。 その後、自分も年をとって死線をさまようような大病、何度かあったが奇跡的に 助かってきた。祖母に生かされていると思う」(男性・50代)

 

「人は生きることばかりでなく、死ぬことも考えねばならない」(女性・50代)

 

「祖父母がいつも見てくれてるから、頑張ろうという気持ちになった」(男性・20代)

 

ひとりの人間の人生の終着駅とも言える葬式は、残された人々の心にも、さまざまな想いを残すようだ。

(取材・文/しらべぇ編集部・岡本拓

調qzoo査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年3月18日~2016年3月22日
 
対象:全国20代~60代の男女1655名

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