予報は無視?外出時に降ってなければ傘は持たない人たち
各地が梅雨入りし、これから雨が多くなる時期。雨の日の必需品といえば傘である。雨を避けるためのものだが、持ち歩くには少し邪魔な存在。
しらべぇ編集部では、「家を出る時に雨が降ってなければ、傘は持っていかない」かどうかの調査を実施した。
結果は、全体で27.4%の割合に。たとえ天気予報で午後から雨であろうと、家にいる時点で雨が降っていなかれば傘は必要ないと考える人は、一定数いるようだ。
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■男女それぞれの性格が反映された結果に
男女別では、それぞれの特徴が。
女性よりも男性のほうが、傘を持ち歩かない傾向がある。女性が細やかな部分まで気にするのに対して、男性は大ざっぱな人が多いイメージが、こんなところでも反映されている。
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■年代が上がるほど雨にぬれても気にしない?
年代別では興味深い傾向が判明。
年代が上がるほどに、雨が降っていない限り傘を持たない割合が増えている。
ファッションなどと同じで、若い頃は雨にぬれないように気を遣うものの、年齢が上がるうちにあまり気にしないようになるのだろうか?
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■「荷物になる」や「ファッションの一部」など、それぞれの意見
どうして傘を持ち歩かないのだろうか? 編集部で取材をすると、次のような答えが返ってきた。
「荷物になるので、できるだけ傘は持ちたくない。帰りに雨が降っていたら、近くのコンビニでビニール傘を買えばいい」(20代男性)
便利な環境があるので、傘の必要性を感じていない人も。
「駅から会社までは、地下を歩く。だから雨が降っていてもぬれないので傘はいらない。また家まで帰るのにも駅のすぐ近くなので、走ればなんとかなる」(30代男性)
一方、傘を持ち歩いている人の意見では、次のようなものが挙げられている。
「お気に入りの傘を購入したので、雨の日にはその傘を使いたい。ファッションの一部と思っているので、傘だけ適当な人を見ると残念に思う」(20代女性)
また折りたたみ傘を、活用している人も。
「折りたたみ傘をかばんに入れて持ち歩いている。大きな傘のほうがいいと思うけど邪魔だし、雨が降る度に傘を買うのももったいないので」(40代男性)
それぞれが納得して傘を持ったり持たなかったりしているのだから、他人がとやかく言う必要はなさそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日~2016年5月23日
対象:全国20代~60代の男女1,378名 (有効回答数)