原宿駅改築に賛成?反対?アイドルファンが意外な反応
2020年開催の東京五輪に向けて、JR山手線原宿駅の建て替えが予定されている。近くに国立代々木競技場があり、大会期間中、多くの来場者が見込まれるためである。
原宿駅は都内最古の木造駅舎。90年以上もの歴史がある。懐古的な見た目は、原宿駅利用者に馴染みが深いはずだ。
ちなみに、JR東日本が発表した改築後の原宿駅は、下のようなイメージ。
課題であった「古さ」や「狭さ」が改善されている一方、今までの原宿駅の印象が微塵も残されておらず、戸惑う人も多いのではないだろうか。
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■改築はやむをえない?
そこで、しらべぇ編集部は全国の20〜60代の男女1,376名に「東京五輪に向けた原宿駅の改築はやめてほしいと思うか」を調査してみることに。
その結果、調査対象者の4人に1人以上が原宿駅の改築に難色を示していることが判明。とはいえ、7割以上の人は改築はやむをえないと考えているようだ。
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■地域によってこんなにも差が…
次は、地域別に反応を見ていきたい。
首都圏、北関東など原宿駅に近い地域では、改築反対派が3〜4 割と高めである一方、地方での原宿駅改築に対する反対熱はそうでもない。
住んでいる地域が原宿から離れていれば、その分思い入れも当然少ない。この差が、結果に表れたのだと思われる。
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■原宿といえばアイドルショップだが…
最後に、アイドルファンの意見も確認しておこう。
アイドルファンは、原宿駅の改築を不本意に思う傾向にあるらしい。アイドルグッズを販売する店がたくさん存在するために、アイドルファンもよく訪れる原宿。馴染みのある木造駅舎の改築には、やはり抵抗ありか。
原宿駅の建て替えに対する是非はさまざま。だが、原宿は新たなカルチャーを発信し続ける街なのだから、過去に縛られず、時代に合った新たな駅舎を構えてもよいのではないだろうか。
とはいえ、原宿駅改築に対する意見は分かれても、4年後の東京五輪がうまくいってほしい、という気分はみな一様のはず。やるからには駅舎改築、ぜひとも成功させてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・倉木春太)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)