不思議と思い出されて…亡くなった身内に「守られている」と感じた経験

春のお彼岸に、お墓参りする?

(Masaru123/iStock/Thinkstock)

春分の日を中日にした前後3日間、計7日間を「春のお彼岸」と呼び、祝日や週末を利用してお墓参りをする人も多いだろう。

亡くなった身内や先祖の供養として墓参をする中で、近況を報告したり、自分自身や家族への加護を祈ったりする人も少なくない。

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1357名を対象に「亡くなった身内に守られていると感じたことがある」人の割合を調査した。

 

■意外な特徴の人も

「亡くなった身内に守られていると感じたことがある」と回答したのは、全体で28.7%と3割に満たない。

ただし、男女で差があり男性23.5%に対して、女性は33.7%で、10ポイントほど女性が上回る結果に。

性別・年代別では

女性は概ね年代に比例して高くなる一方、男性は40代が突出している。

なお、未既婚では既婚が未婚を10ポイント近く上回り、亡くなった家族や祖先に関して意識が強く働くのは、やはり家庭を持っている人のようだ。


また、割合の高い特徴についてチェックしてみると

「婚約破棄した経験がある」が51.6%で過半数なのだが、あまり起きて欲しくない「婚約破棄」の経験者がそう感じるというのは、やや意外。「あの時、結婚に進まなかったのは正解」と思うような相手で、「守られていた」と実感するようなことが起きたのか――と、いろいろ考えてしまう。

次いで「自分はリア充だと思う」49.1%。今を楽しむイメージのリア充だけに、こちらも意外な感はある。しかし、既婚者が高めな傾向であり、「家族仲が良い」というのもリア充属性のひとつと考えれば納得か。

そして「幕末が好きだ」が47.5%。ただし、「戦国が好きだ」「大河ドラマが好きだ」の歴史好き系と比較しても、5ポイント前後高い。戦国などと比較し、先祖として遡れる時代に興味があることと、関係があるのかも?


 

■叔母が思い出されて検診へ

実際に「亡くなった身内に守られていると感じたことがある」という人に、話を聞いた。

「特に体に不調を感じたりはしなかったのですが、子宮がんで亡くなった叔母のことがしきりに思い出されて、『そういえば、しばらく婦人科検診を受けてないな』と病院へ行きました。同じ病気ではありませんでしたが、やはり婦人科系の病気が早期に見つかり、大事にならずに済んだんです。


息子だけで娘がいなかったこともあり、私をとてもかわいがってくれた人なので、守ってくれたんだな…と思いましたね」(40代・女性)


「転職を考えている時に同じ業界で知り合った人がいて、その人のいる会社に誘われました。条件も悪くなかったのですが、彼に会うと頑固で人の好き嫌いの激しかった祖父が思い浮かび、『爺ちゃん、こういうタイプ、なんでか嫌いだったなぁ』って。


それが理由じゃなかったけど、ちょっと時間をもらっていた間に、その会社の連結企業が不祥事を起こして業績が悪化し、話はナシに。結局、転職せずにいたら新しいプロジェクトに抜擢されて、動かなくて正解でした。面倒に巻き込まれそうなのを、祖父が止めてくれたのかもしれません」(30代・男性)


どちらも不思議な経験で、科学的な根拠などはないが、本人が「守られた」と思う気持ちには、どこか温かいものを感じる。「守られている」かはわからないが、時には自分を大切にしてくれた亡き人を、思い出してみては?

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(取材・文/しらべぇ編集部・チーム・ ぺる

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2018年2月9日~2018年2月13日
対象:全国20代~60代の男女1357名 (有効回答数)

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