『美味しんぼ』最大の風評被害!? 完全に悪者にされた「GDL豆腐」がじつは激ウマ
実際に食べてみると…グルコノデルタラクトンを使った豆腐は激ウマ
日本を代表するグルメ漫画『美味しんぼ』は、実写化もされるなど、かなり人気のあるコミックだ。読むとさまざまなグルメの知識が身に着くが、残念なことにじつは誤った情報であることも多い。
画像をもっと見る
■『美味しんぼ』の風評被害
その代表として「蜂蜜を離乳食として勧めた回」があったが、乳児に蜂蜜を与えると乳児ボツリヌス症になる可能性があったとして、作者が後に謝罪している。
他にも誤った情報はあり、その中でも最大の風評被害と言っていいのが「豆腐とにがり」の回だろう。
関連記事:小松菜奈、麻婆豆腐の食べ方に注目集まる 一部批判に「仕方ない」と同情の声
■作中の描写では…
その回では「本物の豆腐はにがり(塩化マグネシウム)を使って固めたもの」として、他の凝固剤は「豆乳を薄めて大量に作るためのまがい物」のように紹介されている。
たとえば『グルコノデルタラクトン(GDL)』という凝固剤を使うと、にがりよりもはるかに多くの豆腐を作ることができるため、「偽物豆腐用の素材」のように扱われているが、じつはそうではないらしい。