パスワードに誕生日を入れている? 漏洩の恐れ有りも2割の人が設定の実態も
忘れてはいけないパスワード。ついつい覚えやすい誕生日を設定したくなってしまうが…
ネットの普及に付随しパスワードの設定が必要なサービスが増えた。多くのパスワードを持ち管理に苦労している人も多いだろう。また、2016年には女性芸能人のパスワードを推測しクラウドサービスに不正にログインした男性が逮捕され、大きな問題となった。
覚えやすさを重視して設定したパスワードは、ハッキングされる可能性も高い。なかでも、自分の誕生日は気軽に公開されていることが多く、パスワードには設定しないよう注意喚起されている。
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■2割が誕生日をパスワードに
しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の20.0%が「パスワードに自分の誕生日を入れている」と回答した。
男性18.4%、女性21.5%と、女性は警戒心が弱いのだろうか、誕生日をパスワードに入れてしまう人は女性のほうがやや多いようだ。
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■若年層は誕生日を入れがち?
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは10代で、男性37.0%、女性28.9%であった。男女共に年代に反比例して割合が低くなる傾向がある。
年齢を重ねるごとに他にも特別な記念日や思い入れのある数字が増え、誕生日をパスワードにする必要性がなくなるのだろうか。
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■地域によって意識に差
さらに、誕生日をパスワードに入れてしまう人の割合を地域別に見ていくと、地域によってバラつきが見られた。
もっとも割合が高いのは北陸地方で35.9%と突出している。対して割合が低かったのは中国地方で14.8%と、北陸地方と中国地方では倍以上差が開いているのが特徴的だ。
自分の誕生日はたとえ公開していないつもりであってもSNSの投稿などから類推することが可能なようだ。北陸地方の人は注意が必要かもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)