社民党・福島党首、新型コロナ恐慌で収入ゼロのフリーランスにも生活援助を
先日の党大会で党首に復帰した福島瑞穂議員が記者会見。また、新型コロナウイルス対策新法についても懸念を述べた。
■国会への報告も問題
改正ではもう一つ問題があるとして、「問題は国会への報告。中東に護衛艦たかなみが派遣されるに際して国会への報告すると書いてあるのですが、何かと言えば『閣議決定の書面を全国会議員に配布しました、これが国会への報告です』ということでした。これで国会の報告と言われたらたまらない。せめて国会への承認とか国会での議論が必要」と疑問を提起。
「現状の法律でやれないことは一体、何があるのか。相当にやれます。」と語った。
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■緊急事態条項の予行演習？
さらに、最大の懸念として、予算委での安倍首相の発言を聞いていて、これは憲法改定の緊急事態条項を追加するための地ならしや雰囲気作りに遣われては大変だという思いを持ったとのこと。
コロナ対策はきちんとやるべきだという立場からコロナ検査の拡充を求める法案を野党で出したわけで、緊急事態条項の議論は許されないと指摘。最後に、福島党首は「何ができるか、何が懸念かを党内で議論して対応していきたい」と述べた。
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（取材・文／France10・及川健二）
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