錦鯉、ブレイク後もバイト先に籍を残していた 堅実なその理由は…
ブレイク中ながら、未だバイト先に籍を残しているという錦鯉。その理由とは…
ブレイク中のお笑いコンビの錦鯉が、30日放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)に出演。昨年末の『M-1グランプリ2020』でブレイクするも、バイト先に籍を残し続けていることを明かした。
■『M-1』前からブレイク
番組の調査によると、錦鯉が『M-1』決勝前の1ヶ月に出演した全国ネットキー局の番組本数は10本。決勝後の1ヶ月も10本と増減がなく、『M-1』前からブレイクの軌道に乗っていたことが数字で明らかになる。
ツッコミの渡辺隆は、決勝前までバイトをしていたが、本業が忙しくなったことでシフトに入れなくなったと告白。嬉しい悲鳴を明かすと、ボケの長谷川雅紀も「物理的に(バイトに)入れなくなって」と芸人業の順調さをにじませた。
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■将来が不安?
しかし、長谷川はその一方で、今もバイト先に籍を残していると告白。働きに出られないにもかかわらず在籍していることに、MCのロンドンブーツ1号2号・田村淳は率直な疑問を投げかける。
これに対し、長谷川は「ファイナリストになっても売れなかったというか、世に出られなかった人もいるじゃないですか」と、お笑い界の厳しい実情を口にする。周囲は「いいじゃん、こんだけ売れてんだから」と指摘するも、本人は将来に不安を感じているようだ。
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■「バイト先が見つからない」不安も
さらに、ここで渡辺も「僕らの場合、この歳でこれが無理だった場合、またバイト見つからないんですよ」とも説明。40代半ばでブレイクした芸人ならではの、切実な現状も明かしていったのだった。
遅咲きながらもブレイクを勝ち取り、一部では中年の星とも呼ばれている錦鯉。このまま、芸人の収入だけで生活できることに期待したい。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)