『家電侍』滝藤賢一、ストイックな撮影現場に思わず本音 「殺伐としていた…」

滝藤賢一が主演ドラマ「家電侍」撮影現場の裏話を明かし…。

2022/03/28 17:45



 

■ストイック過ぎる撮影隊

前田亜季

撮影隊は少数精鋭。「照明さんも、音響さんも1人体制。無人のマイクを立ててそこに向かってセリフを言って(笑)。みんなで助け合って、手分けしてしっかり撮影を終わらせました」とチームワークで乗り切ったことを思い出しつつ、笑顔を浮かべる。

妻役を演じた前田も同様の思いだったようで、「“あったか部屋”という控室があって、あそこは幸せでした。湯たんぽや毛布が準備されていて。家電のお話なのに非常に原始的な暖房器具に助けられていたのです(笑)」と振り返っていた。

そんなストイックなスタッフたちに囲まれていた滝藤は「現場は殺伐としていました」ともこぼす。「屈強な撮影チームで、ネガティブなことを一つも言わない。私も撮影の合間、1日ほど東京に戻れる時間ができたのですが、スタッフさんの大変さを見ているので、僕だけ戻るのは辞めようと思っていましたね」という裏話も見られたのだ。


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■血だらけでひげそりを…

滝藤賢一

イベント終盤、家電への興味を問われ、昔を思い出しながら話し始めた滝藤。

「駆け出しの頃は最新家電とは無縁。10年以上、古い二槽式の洗濯機を使っていましたね。奥さんと暮らすようになってから全自動にしたけど、こんなに便利なのかと(笑)。当時は地方に行くことが多かったので、ひげそりは電動じゃなくホテルで貰える無料のT字カミソリを常用。よく血だらけになっていましたが、それで十分だったんです」と、節約時代を感慨深げに振り返る。

「風呂ありの部屋に東京で住めて、俳優の勉強ができる。それだけで幸せだと感じていました」とも明かし、本作の四十郎と自分を重ね合わせつつ「次回作があったら、ぜひホットカーペットを取りあげてほしい…」と訴えると、会場にいた“屈強な”撮影スタッフたちからは「ガッハッハ…」と笑い声が上がっていた。また過酷ロケやらされちゃうやつだ…。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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