BreakingDownで人気のこめおに元板前ブチギレ 「料理人を名乗ってほしくない」

元板前「こめおは料理人を名乗ってほしくない」。

2022/11/11 05:45


1分間最強を決める格闘技イベント「BreakingDown6」にも登場した、闘う料理人・こめお。いまかなり注目をされている選手で、格闘技だけでなくこめおの料理動画は若者を中心に人気を博している。

しかし、こめおの料理動画を元フレンチ経験者に見せたところ「バイトレベル」と酷評。悲しいことにプロから見るとこめおの料理技術はそこまで高くない疑惑が出てきた。



 

■元板前「料理人を名乗ってほしくない」

しかし、プロ1人だけの意見では信ぴょう性にやや欠ける部分もあるかもしれない。そこで、元板前の男性に別の料理動画を見てもらうことにした。

いくつか料理動画を見てもらった感想をまず聞くと、「料理人を名乗ってほしくない」とまた残念なコメントが。いったいなぜ元板前はこめおに料理人を名乗ってほしくないのか? その理由を詳しく聞くことにした。


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■刑務所は料理を学ぶ場所ではない

「見せてもらった青汁王子に料理を振舞う動画の中で、こめおさんは刑務所で料理を習ったと言っていましたが、刑務所は料理教室じゃないですよね? 服役中は炊事係だったのかもしれませんが、そこで料理を習ったと言うのはいま必死に働きながらプロの技術を学んでいる未来の料理人に対して失礼だと思いますよ。出所後にレストランや学校で学んだのなら、そちらを話すべきではないでしょうか」

まず、こめおの経歴として刑務所で料理を学んだと話していたことがレストランで料理を学ぶ若い人を下げるコメントだと感じたようだ。確かに刑務所は料理を学ぶ場ではないので、料理人からするとそう思われても当然なのかもしれない。


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■伊勢海老の焼き方がおかしい

「もうひとつ気になったのが、伊勢海老を石垣島で焼く動画です。こめおさんは伊勢海老を割ったあとに身を炭火側にして焼いていますが、殻を炭火側にして背焼きにしないとダメです。身はすぐに焦げますので、最後に仕上げに焼くのが一般的ですね。あと、これは好みですがハチミツと顆粒だしをなんでも使いすぎで芸がないように思えます。料理初心者向けにしているのかもしれませんが、もう少し技術があるならそれを見せてもいいと思いますよ」

また、和食の料理人として伊勢海老の焼き方が逆だったことも気になったようだ。ほかにも料理動画で顆粒のだしとハチミツをよく使うことも、料理の技術が無いように見えたとのこと。確かにほかの伊勢海老を調理する動画を見ても、身から焼いている人はいなかった。


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■包丁を人に向けてはダメ

「あと、これは絶対にダメだなと思ったのが、BreakingDown選手のジョリーさんと対決した動画に使っているサムネイルです。これを見るとこめおさんは包丁を対戦相手に向けていますが、料理人として絶対に包丁は人に向けてはいけません。たとえ真似であっても人に向けた時点で料理人を名乗る資格はないんですよ。あり得ない行為です」

確かに包丁は料理に使うものであって、人に向けるものではない。料理に真剣に向き合う料理人なら、人に刃物を向けるのは許せない行為だというのは理解できる。


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■こめおは好きだがへずまりゅうは大嫌いな板前

しかし、最後に元板前の男性は「こめおさんは絶対悪い人ではないと思います。まだ若いだけで、ハチミツを獲る動画などを見ると礼儀正しい好青年のように感じて好印象でした。BreakingDownの選手という肩書があるのでどうしてもイキらないといけないのかもしれませんが、自らをプロの料理人と名乗らず美味しい料理を追求する人として、プロに学ぶ姿勢を動画で見せればよりこめおファンが増えると思いますよ。僕はこめおさんは好きですが、へずまりゅうは大嫌いです」

と、決して悪い人ではないと思ったと話してくれた。確かにこめおはまだ若いので、プロの料理人と名乗るよりも料理で成長する姿を見せたほうが、好印象を持つ人は増えるのかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男

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