中山優馬、NYC→ソロデビューから約10年の現在 「新分野」で評価されていた
久しぶりにソロシングルをリリースした中山優馬。ここ数年、舞台で評価されていて…。
10月31日、歌手で俳優の中山優馬がデジタルシングル『Squall』をリリースした。2012年にソロデビューして以降、約6年ぶりの新曲とあってファンの間で話題になっている。
かつて、NYCとして絶大な人気を誇っていた中山は「意外なところ」で評価されていて…。
■輝かしい経歴
中山は12歳だった2006年にジャニーズ事務所に入所。2年後の08年には、ドラマ『バッテリー』(NHK)でドラマ初出演にして初主演を果たす。
10年には、Hey! Say! JUMPで活躍する山田涼介と知念侑李と共に3人組ユニット「NYC」としてデビュー。同ユニットで計4回『NHK紅白歌合戦』に出場した。12年、初のソロシングル『Missing Piece』を発売してソロデビューも成し遂げた。
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■難易度の高い舞台に挑戦
だが、13年以降、山田と知念がJUMPの活動に専念するようになったこともあってか、NYCは表立った活動をしていない。中山のソロシングルも15年に発売したのが最後となった。
NYC、ソロデビューから約10年…。現在の中山の活動について、ある舞台関係者が語る。
「ここ数年は、19年の劇団☆新感線の『偽義経冥界歌』や20年のピカソを題材にした『ゲルニカ』など、舞台の仕事が多い印象です。今年7月には、舞台『ダディ』で主演を務めました。この作品は人種差別やセクシュアリティをテーマにした難易度の高い作品でしたが、見事に演じていましたよ」(舞台関係者)。
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■新たな才能も発揮
舞台では高く評価されているようで…。「もともと、中山さんは今井翼さん主演の舞台『PLAYZONE』に出ていたので、演技力は高いです。さらに、ここ数年経験を積んだこともあって、メキメキ腕を上げています。舞台関係者の間でも、彼を使いたがる人は多いんですよ」(前出・舞台関係者)。
今年4月からBS Japannextで放送されているバラエティ番組『中山優馬×ジャニーズJr.@YUMA HOUSE』でMCを務めている。あるテレビ局関係者は、この番組で新たな才能を発揮していると話す。
「中山さんの自宅という設定のスタジオに集まったJr.のメンバーが、それぞれ挑戦したいことをMCに相談するという内容です。カメラが回らないところでも、中山さんは後輩の仕事の相談に乗っているそうです。ユニット、ソロ、ドラマ、舞台とあらゆるジャンルを経験しているので、彼にアドバイスしてもらいたい後輩も多いのでしょう」(テレビ局関係者)。
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■「教える役割」にも期待が
前出のテレビ局関係者は、今後の中山の可能性をこう推察する。
「まだ28歳ですが、これだけの経験を積んだタレントはそう多くありません。後輩の面倒見もいいので、そこで培ったスキルを教えることができます。ここ数年、ジャニーズ事務所ではタレントが独立することが増え、11月1日にはJr.のプロデュースをしていた滝沢秀明さんも退社しました。後輩に指導する人が不足する中、中山さんのような人は必要になると思いますよ」(前出・テレビ局関係者)。
中山自身も成長しつつ、今後は”プロデューサー”としての役目も担うかもしれない。