任天堂、“伝説の神作”を12日から配信開始　クリアできる気がしない“激ムズ”仕様が話題に

任天堂は、12日から「Nintendo Switch Online + 追加パック」の加入特典である「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」にて、『ポケモンスタジアム2』を追加すると発表した。

 

■人気作が配信決定

『ポケモンスタジアム2』は、2000年に ニンテンドー64で発売された作品。同作は通常のシリーズ作品とは異なり、ストーリーが基本的に存在せず、4つの「カップ」で構成されるトーナメントモードでトロフィーを獲得していく。直近の作品ではボイスなしが通例となっているのだが、同作ではバトル中に実況が入るため、アニメ『ポケットモンスター』の大会風のバトルが楽しめる。

また、ミニゲームも豊富に用意されており、「ピッピのゆびふりきょうしつ」や「ベロリンガのぐるぐるずし」といった人気ゲームも勢揃いしているぞ。

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■レンタルポケモンのみの使用

もともと『ポケモンスタジアム2』では、ゲームボーイで育てたポケモンを本作に連れてくることができた。しかし、今回の「NINTENDO 64 Nintendo Switch Online」版ではできなくなっており、バトルではワザやステータスがあらかじめ設定されている「レンタルポケモン」を使用することになるのだが…。

じつはこの「レンタルポケモン」が結構な問題。レンタルポケモンは、進化前のポケモンはステータスが低いもののワザが強力、進化後のポケモンはステータスが高いがワザは弱いといった調整がされており、現在のシリーズ作品プレイヤーだとかなり困惑するかもしれない。

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■勝てる気がしないトーナメントモード

同作のトーナメントモードの後半では、相手が使用するポケモンのレベルが全体的に上昇。レベル100のポケモンも出てきて、かなり戦略的に立ち回らないと勝てなくなってくる。そんなときに、自分でワザ選びができるのであれば対策できるのだが、レンタルポケモンではかなり厳しい。

さらにレンタルポケモンらは、ポケモン自体が持っている個体ごとの能力値がかなり低く、作中で「きそポイント」と呼ばれるポケモンを倒すことで振ることができる能力値も一切振られていないため、ステータス面でも理論値が出ることはないのだ。

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■ファンからは驚きの声

これらに対して、ネット上では「ゲームボーイソフトでの育成なしにどうやってトーナメントを勝ち抜けばいいんだ？」「レンタルしか使えないのマジか」といった声があがっていた。

一方で「レンタルだけでも、ポケスタ2が遊べるだけで大満足だ」といった声も寄せられている。

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（取材・文／Sirabee 編集部・北田力也）