『ゼルダの伝説ティアキン』前作で人気の“裏ワザ”が徹底対策で使用不可　あのシュールな姿はもう見れない…

12日に発売開始された『ゼルダの伝説　ティアーズ オブ ザ キングダム』。とある「裏技」が使えなくなっているとファンの間で話題を呼んでいる。

 

■RTAでも人気の『ブレワイ』

『ゼルダの伝説　ティアーズ オブ ザ キングダム』の前作に当たる『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、ストーリーやゲーム性の良さから高い評価を得ている作品として知られている。

ただ、同作はそれだけではなく、自由度が高すぎるあまり、ユーザーらが様々なグリッチを発見したことから、ゲームをスタートしてからクリアするまでの時間を競い合う競技Real Time Attack（RTA）での使用作品としても人気となっている。

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■グリッチ技「口笛ダッシュ」

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』RTAの中でも有名な技が「口笛ダッシュ」というもの。同作では、スタミナ管理が必須であり、ダッシュや泳ぎ、崖上りを行なう際にスタミナを消費する仕様となっているのだが、この「口笛ダッシュ」を使うことでスタミナ消費せずにダッシュすることができ、1分1秒を競う競技であるRTAにおいては必須なテクニックなのだ。

もともと「口笛」は、馬を呼んだり、敵の注意を引きつけるために使う技なのだが、この予想外の使い方と主人公・リンクが口笛を吹きながら走り続けるシュールな姿からネット上では大きな反響が寄せられていた。

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■今作では使用不可に

そんな「口笛ダッシュ」だが、『ゼルダの伝説　ティアーズ オブ ザ キングダム』ではできないように対策が行なわれていた。前作で「口笛ダッシュ」を使うコマンドを使用してみたが、ダッシュ中での口笛ができないようになっている。

さらに口笛を吹いている際にダッシュをすると口笛がキャンセルされる仕様となっており、今作では完全に「口笛ダッシュ」が使用不可となっていることがわかった。

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■他にも様々なテクニックが使えず

他にもRTA御用達なテクニックの数々が使用できないようになっているようで「着地ダメキャン出来なくて普通に死んだ」「サーフィン中に盾が変えられなくなったから壁抜けができない」といった声があがっていた。

一方で「これでまた一から新しい技を探せるって考えるとめちゃくちゃ楽しい」など、新たなテクニック模索に意気込むプレイヤーもいたようだ。

(c)Nintendo

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（取材・文／Sirabee 編集部・北田力也）