スターダム世代闘争も貴婦人は通常運転 富士そばのカレーパン丼を「必ず食べに行きなさい」

スターダムの”貴婦人”桜井まいが世代闘争マッチに登場。SNSで話題の富士そばネタにも言及した。

2023/06/04 23:50


桜井まい

女子プロレス団体・スターダムは『STARDOM in KORAKUEN 2023 Jun.』6.4東京・後楽園ホール大会を開催した。



 

■”貴婦人”が世代闘争マッチに

第3試合では、桜井まい(貴婦人)&レディ・C&月山和香と、天咲光由&HANAKO&さくらあやによる世代闘争マッチが実現した。

これは5.21富山産業展示館・テクノホール西館大会で、月山とさくらがひとつ上の世代である月山、レディ、そして噛みついたことから始まったもの。特に月山には上から目線で挑発するなど、新人離れした行動や言動が話題になった。


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■富士そば「カレーパン丼」を激推し

スターダム

試合は、新人軍が勢いよく向かっていくも、レディが貴婦人を呼び込み合体のギロチンドロップを放つと、月山がさくらを起こして変形スープレックス(ムーンライトドリーム)を決めてカウント3。貴婦人世代が完勝している。

試合後、月山が話そうとするところを貴婦人が横取りして、貴婦人劇場が開演。貴婦人は「後楽園ホールにお越しの庶民のみなさま〜ごきげんよう! 今日はつまらぬ争いに巻き込まれてしまいましたわ!」と世代闘争には前向きではなかった様子。

続けて「ワタクシ、アーティスト・オブ・スターダムチャンピオンになって、後楽園ホールに戻ってまいりました! 来週からまた長いツアーが始まりますが、ワタクシは今日、スパラクーアのエステでメンテナンスしてきますけどお、アナタたち庶民は、富士そば様がカレーパン丼を発売したら必ず食べに行きなさい! それでは、ごめんあそばせっ」といつものように言いたいことだけ言うとバックステージへ。


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■レディはおねだり

バックステージでは、レディと月山が今回の世代闘争を受けた思いと今後も継続していく意向を示す中、貴婦人が登場すると「なになに、なに。なに、この椅子? こんなんじゃダメよ、買い替えなさい、この椅子」と庶民が座っていた椅子にご立腹。

これを見たレディは「カレーパン丼食べに行こう。おごって、連れてって」と貴婦人にねだりながら宥めていた。

この試合に出ていた6人はまだまだこれからの選手なだけに、試合はとても熱を帯びていた。その中でも現在ブレイク中の貴婦人は飛び抜けた雰囲気を醸し出していた。

前日の宇都宮大会では庶民に「バナナ牛乳でも飲んで帰りなさい」と言い放つなど、ご当地ネタも絶好調。タイトルを手にしたことで、かなり自信をつけたようだ。


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■執筆者プロフィール

どら増田

どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。

音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。

横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。

2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。

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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田

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