デーブ、TV番組でワイプが重用される裏事情を告白　「タレントにギャラを…」

16日放送の『バラいろダンディ』（TOKYOMX）で、デーブ・スペクターがテレビ番組がワイプを重用する裏事情を明かした。

 

■ワイプについてトーク

TV番組で使用されるワイプ映像を効率化するアプリが登場し、今後広がりの動きを見せているという話題をきっかけにワイプについてトークをしたこの日の『バラいろダンディ』。

デーブは「ワイプには1つの裏目的があって。ワイプがあると、スタジオに居る出演者は引き締めるというか、VTRを見ないといけないから。サボれないようにする」と持論を展開した。

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■本番中にスマホをチェック？

さらに「僕もよく、いけないんだけど、たとえばときどきスマートフォンを覗いたりするじゃないですか。ワイプがあるとできないので」とデーブ。

MCの原田龍二が「やりたいんですか？」と質問すると、「やりたい。チェックしたいです。ある番組で、覚えたんですよ。ワイプの順番って決まっているんです。だってカメラが切り替えるから、それを覚えちゃったんですよ」と話す。

苦笑いの原田が「自分が映って、また映るまでの間隔が」とツッコミを入れると「わかるんですよ。今から18秒セーフみたいな」とコメントした。

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■三谷氏も制作側の裏事情を明かす

YouTube『街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜』の運営者でテレビディレクターの三谷三四郎氏は「つまんなそうな顔をしていたら、笑っている顔に差し替えたりしますよ」と裏側を明かす。

さらに「要はその時間じゃないところの顔を持ってくるみたいな。それをやらないと怒られるんです、総合演出から。『こんなつまんなそうな顔は使えねえよ』とか言われて」と語る。

そして「違う人に切り替えたら、『こいつの顔が少なすぎるから』とか言われるんですよ。だからがんばってその人の全VTRのなかで使えそうな笑顔を、4つぐらいピックアップしてはめ込むみたいなことをやっていました」と話した。

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■もったいないから？

話を聞いたデーブに「もう1つの理由は、ゴールデンってスタジオが短いんですよ2、3分とか。VTR中にせっかく呼んでいるタレントにギャラを払っているから、『こんな豪華な人もいるよ』って」と再び裏事情を明かす。

この発言には三谷氏も「もったいないから使っておこうみたいな感じで、ないほうが見やすかったりするんですよ、正直」などと話し、同調していた。

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（文／Sirabee 編集部・佐藤 俊治）