身に覚えない不在票、その正体にゾッとした… 「絶対許さない」と怒りの声相次ぐ

Amazonから送られてきた商品、と思いきや…。その正体に「許せない」と怒りの声が相次いでいるのだ。

2023/06/26 04:45


今や我々の生活になくてはならないのが、ネット通販。しかし多くの人が必要としているサービスは、よからぬ輩に目をつけられ、悪用されてしまうケースも。

ツイッター上では、Amazonユーザーに向けた「詐欺被害」に関する注意喚起が、話題となっているのだ。

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■Amazonの不在票、何かがおかしい…

今回注目したいのは、ツイッターユーザーのみっきーキャンプさんが投稿した1件のツイート。

投稿は「皆さん気を付けてください!!!」という書き出しから始まり、「先日Amazonより代引きで荷物が届きました。ですが代引きで頼むことは基本的にないので、受け取る直前にAmazonを確認すると、そもそも特に届く予定は無い。それが2回続き、それぞれ6,900円と1,900円。
どちらも見に覚えがないので受け取り拒否」と、何やら不穏な話が続いていく。

そう、こちらのツイート投稿主は、危うく「送りつけ詐欺」の被害者になってしまうところだったのだ。


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■手口を聞いてゾッとした…

現代において「Amazonを利用した経験がない」という人は、それこそ皆無なのではないだろうか。そうした背景もあってか、前出のツイートは投稿から数日で6万件以上ものRTを記録するほど大きな話題に。

不在票

他のツイッターユーザーからは「私もよく似たものが送られてきました」「以前似た経験があり、配達員さんからも『送りつけ詐欺かもしれない』と言われました」「宅配の方曰く、最近多いみたいです」「このやり口、本当に許せません」といった声が多数寄せられており、よく似た経験がある人は少なくないようだ。

詳しい話を聞いたところ、ツイート投稿主・みっきーキャンプさんの元にこうした商品が送られてきたのは、とある商品の返品以降だという。

みっきーキャンプさんは「以前、Amazonで中国製品を購入したところ、掲載写真と異なるものが届き、返品手続きをしました」「すると、その日を境にAmazonを騙る不在メールが届くようになり、迷惑だと思っていたところ、身に覚えのない代引き商品が2回届く形になりました」と、ことの経緯を振り返っている。

なお、1回目に送られてきたのは6,900円もするお茶で、前出のツイートには「同じお茶が送られてきた」という人からもリプライが寄せられていたそう。

2回とも、商品が配送された際に「代引き購入などしないのにおかしい」と感じ、その場でAmazonアプリを確認。やはり購入履歴はなく、ヤマト運輸の配達員に申し訳なさを感じつつ、持ち帰ってもらったのだ。


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■こちらが「負い目」感じる必要はない

今回は、こうした送りつけ詐欺への対処法をめぐり、「ヤマト運輸株式会社」に詳しい話を聞いてみることに。

やはり同社でもこうした事象を問題視しているようで、ヤマト運輸担当者は「もし心当たりのない荷物が届いた場合は、サービスセンターまたはセールスドライバーへ『受け取りを拒否したい』とお伝え頂ければ、ご依頼主さまへご連絡および返送(返品)を手配します」「ご自身で確認されてから受け取るか決めたい場合は、営業所で一時的に保管することも可能ですのでご相談ください」との回答を寄せてくれたのだ。

こうしたケースにおいて、前出のみっきーキャンプさんのコメントもあったように、わざわざ配送してくれた配達員に「申し訳ない」と感じてしまう人もいることだろう。

しかし、そうした負い目で「買ってもない商品」を受け取ってしまったら、それこそ送り主の思う壷である。ヤマト運輸側もこうした問題をはっきり認識しているため、堂々と「受取拒否」を選択してほしい。

また、日頃から代金引換を選択している人は、特に注意が必要である。

手頃で問題のないお茶を買おう!【Amazon】

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■「Amazonだから受け取る」は非常に危険
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