オリックス山崎福也、5連勝でチームの連敗を止める好投　「最後まで行きます」【週刊バファローズ】

セ・パ交流戦明けのオリックス・バファローズは福岡へ移動し、福岡ソフトバンクホークスと首位攻防3連戦を繰り広げた。

 

■2023オリックス・バファローズ戦績　6.23−6.25

対　福岡ソフトバンクホークス
福岡・福岡PayPayドーム
6.23
●オリックス（山本）2−0（有原）阪神○
6.24
●オリックス（山岡）3−8（東浜）阪神○
6.25
○オリックス（山崎福）3−2（板東）阪神●

※（カッコ）内は先発投手。
※通算成績はオリックス68試合38勝28敗2分けの3位。首位の福岡ソフトバンクとはゲーム差なし。2位の千葉ロッテとは−0.5ゲーム差（2023.6.25現在）

関連記事：オリックス交流戦優勝を逃すも…　“二刀流”山崎福也などの活躍でリーグ首位再浮上【週刊バファローズ】

 

■エース山本由伸が先発

初戦はエース山本由伸が先発し、交流戦明けのスタートダッシュを狙うも山本は6回を投げ、被安打8、奪三振6、失点4の内容で降板。

序盤は最近の山本らしさを感じない投球で、球数を要し4失点を許してしまう。打線もソフトバンク先発の有原航平を打ち崩せず、欲しいカード頭を落としてしまう。

降板後、山本は「3回からは、バックの守備にも助けてもらいながら、何とか粘り強く投げることができたと思いますが、立ち上がりのところを反省しなければいけません。甘く入ったボールを捉えられ、失点を重ねてしまったところを何とか粘りたかったですし、悔しいです」と語り悔しさを滲ませていた。

関連記事：オリックス、16日からロッテと首位攻防戦　中嶋聡監督「勝ち切ることが本当のいい試合」【週刊バファローズ2023】

 

■山岡泰輔“粘り強い投球”

第2戦の先発は山岡泰輔。山岡は序盤に2点を失うも粘り強い投球で、6回を投げ切る。

チームは中川圭太のタイムリーと頓宮裕真の犠牲フライで同点に追いつくが、9回に登板した4番手のワゲスパックが先頭の三森大貴に内野安打で出塁を許すと、甲斐拓哉の犠打で二塁へ。さらに三盗もされてしまう。

一死三塁から中村晃がサヨナラ打を放ちオリックスが痛い連敗を喫した。山岡にはまたもや勝ち負けつかず。