オリックス投打が噛み合い三連覇へ猛前進! 2位ロッテと5ゲーム差【週刊バファローズ】

パ・リーグ首位独走状態になってきたオリックス。6日までの1週間の動きをまとめる。

2023/08/07 17:00


オリックス・バファローズ

先週のオリックスは打線に波はあったものの、先々週の北海道日本ハム戦から3カード連続で勝ち越し、再び貯金を今季最多の20にするとともに、2位の千葉ロッテと5ゲーム差、3位の福岡ソフトバンクとは8.5ゲーム差と突き離し、パ・リーグ首位独走状態になってきた。



 

■2023オリックス・バファローズ戦績 8.1-8.6

対 東北楽天ゴールデンイーグルス
大阪・京セラドーム大阪
8.1
○オリックス(山本)6-2(早川)東北楽天●
8.2
○オリックス(宮城)3-2(荘司)東北楽天●
8.3
●オリックス(ワゲスパック)1-9(田中将)東北楽天○

対 埼玉西武ライオンズ
埼玉・ベルーナドーム
8.4
●オリックス(山崎福)2-3(平良)埼玉西武○
8.5
○オリックス(山下)2-1(今井)埼玉西武●
8.6
○オリックス(東)9-0 (宮川)埼玉西武●

※(カッコ)内は先発投手。
※通算成績はオリックス96試合57勝37敗2分けの首位。2位の千葉ロッテマリーンズとは5ゲーム差。(2023.8.6現在)


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■『Bs夏の陣2023』初戦

真夏の人気イベント『Bs夏の陣2023』の初戦となった東北楽天との3連戦。

第1戦はエース山本由伸の好投に紅林弘太郎、頓宮裕真ら打線が援護。山本は7回を無失点で降板。最終回に山岡泰輔が失点を許したが、チームは見事に勝利。山本が両リーグ最速の10勝目をマークした。千葉ロッテの佐々木朗希が離脱したことにより、奪三振もあと僅かで佐々木を上回るため、山本の3年連続4冠王も見えてきた。

第2戦は宮城大弥が先発。6回を1失点と好投するも、試合が縺れてしまい同点で最終回に。2死満塁の場面から茶野篤政のサヨナラタイムリーでオリックスが連勝している。

第3戦はしばらく離脱していた田嶋大樹が先発の予定だったが発熱により、急遽ワゲスパックが先発するブルペンデーに。初回にセデーニョの犠牲フライで先制するもワゲスパックが乱調。中継ぎ陣も楽天打線に捕まり、大量援護をバックにギアを上げていった楽天先発、田中将大の前に敗れている。


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■西武との3連戦

楽天戦の翌日、チームは移動日なしで埼玉へ。蒸し風呂のようなベルーナドームで埼玉西武との3連戦に臨んだ。初戦は山崎福也がキャリアハイ更新に向けて先発。

5回2/3を1失点と好投したが「ボール自体は悪くなかったと思いますが、ランナーを許してしまう場面も多くなってしまい、リズムのよくない投球になってしまいました。5回の先制点を許してしまったところが悔しいですし、なんとか投げ切りたかったです」と本人は悔しさを滲ませていた。

試合は頓宮が勝ち越し打を放つも、最終回に阿部翔太が岸潤一郎にサヨナラホームランを浴びて逆転負け。カード頭を取れなかった。

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■収穫得た東晃平
オリックス・バファローズ佐々木朗希森友哉山本由伸宗佑磨宮城大弥岸潤一郎中嶋聡阿部翔太紅林弘太郎ジェイコブ・ワゲスパック杉本裕太郎山岡泰輔太田椋山下舜平大田嶋大樹頓宮裕真レアンドロ・セデーニョ山崎福也マーウィン・ゴンザレス若月健矢中川圭太野口智哉宜保翔東晃平
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