最新版「かき氷人気ランキング」を発表　宇治金時、ブルーハワイを抜いた1位は…

梅雨も明け、全国的に灼熱の暑さが続く日本列島。こうなると食べたくなるのが、体を芯から冷やしてくれるかき氷だ。甘味処や専門店、縁日の屋台など、さまざまな場所で多様なフレーバーがあるかき氷だが、どんな味が人気なのだろうか。

 

■10〜14位：大人の味は渋めか

Sirabee編集部は、7月14〜16日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に、「好きなかき氷のフレーバー」について調査を実施。

10位は、「みぞれ」で22票。「すい」とも呼ばれ、色を付けない蜜をかけた大人好みのフレーバーだが、知名度は低い様子。11位は「あずき」で19票。かき氷専門店では人気の「桃」「黒蜜」「ぶどう」なども知名度・人気の幅は限られているようだ。

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■5〜9位：伝統の味も健闘

続いて、トップグループではないものの健闘したフレーバーを見てみよう。5位は106票で、古くからの定番「メロン」。夏らしく、「かき氷といえばいちごかメロン」という人もいるだろう。

6位は87票で「レモン」。こちらも酸味がきいた味わいで、定番のフレーバーだ。7位、8位は「抹茶」「カルピス」が僅差で続き、9位には比較的新顔の「マンゴー」がランクインした。

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■宇治金時、ブルーハワイが人気

では、人気上位を見てみよう。4位は113票で「練乳」。ミルク風味で幅広い世代から人気を集めた。3位は、「宇治金時」が120票。大人世代から絶大な人気を誇る。抹茶やあずき単体よりも、やはり組み合わせで圧倒的な支持となった。

2位は、色合いも鮮やかな「ブルーハワイ」が124票。何の味なのかと言われると微妙でよくわからないフレーバーではあるが、かき氷を代表する味わいであることだけは間違いない。そして、栄えある1位は…。

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■1位はダントツで「いちご」

じつに233票と2位に100票以上の差をつけてダントツ1位となったのは、かき氷の定番中の定番「いちご味」。ピンク色のシロップから夏らしさがあふれるフレーバーだ。

およそ4人に1人が「いちご」を選択しており、家庭などで1本だけ買うときはとりあえずこの味を用意しておけば、だいたい満足してもらえるかもしれない。

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■執筆者紹介

タカハシマコト：ニュースサイトSirabee編集主幹／クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ（TCC）会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』（アスキー新書）『その日本語、お粗末ですよ』（宝島社）

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（文／Sirabee 編集部・タカハシマコト）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
調査期間:2023年7月14日～7月16日
対象:全国10代～60代男女1,000名（有効回答数）