ラミレス氏、筒香嘉智がMLBで苦しむ理由を分析　「150キロ以上の球が…」

元横浜DeNAベイスターズ監督のアレックス・ラミレス氏が元読売ジャイアンツ選手・岡崎郁氏のYouTubeチャンネルにゲスト出演。そのなかで筒香嘉智選手がメジャーリーグで苦しんでいる理由を語った。

 

■筒香選手が苦しむ理由は…

動画の冒頭、岡崎氏が「筒香選手がアメリカに行って苦しんでいるじゃないですか。彼のバッティングスタイルで苦しむ理由はなんだと思いますか？」と質問する。

するとラミレス氏は「彼は150キロ以上の速球を打つことが苦手です。筒香のタイミングではないんです。そのことを何度も話し合っています。筒香がメジャーリーグで活躍するのは難しい。なぜならみんな速い球を投げるから」と分析した。

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■150キロ以上の球が…

筒香選手について「彼は日本にとどまっていれば、日本でキャリアを築いていれば三浦大輔監督のような『横浜の顔』になったことでしょう。『横浜＝筒香』みたいな」と指摘する。

続けて「だけど、メジャーリーグは彼の夢ですから。筒香のプレースタイルをみると、日本のほうがあっていると思います。パシフィック・リーグではなくセントラル・リーグが良いです。そこまで球が速くないので、彼も合わせることができるでしょう」と持論を展開。

そのうえで「150キロ以上の球を打てない。これがすべてだと思います」と語った。

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■速球はどうすれば打てる？

話を聞いた岡崎氏は「技術的な話になるけど、速いボールに対応できない人ってたくさんいると思うんですよね。それってもう一生対応できないものなんですか？　対応の仕方があったら教えてほしい」と再質問。

ラミレス氏は「2,000安打を記録している名球会の人たちはこう言います。バッティングとはタイミングがすべてである。時間とピッチャーのタイミング調整すること、そして自分のタイミングを知ること。150キロの速球を打つためにはタイミングは速くなります」と指摘した。