台風13号に備える「窓の対策」 暴風雨には家にある“アレ”で補強を

台風13号が関東に直撃するおそれもある中、警視庁が家の中からできる窓ガラスの対策について紹介。「あくまで急遽の措置です」とも呼びかけた方法とは…。

2023/09/07 14:15


洗濯物・室内干し・梅雨・窓

警視庁警備部災害対策課が7日、公式X(旧・ツイッター)を更新。台風13号の接近に備える、窓ガラスの飛散防止のための対策について紹介している。

【投稿】台風対策について改めて紹介



 

■「台風直撃」に不安の声

台風13号は現在日本の南にあり、1時間に約25キロの速さで北北東へと進んでいる。今後はやや発達しながら北上し、あす8日から9日にかけて東海から関東に接近、上陸するおそれも。

東日本では9日にかけ、台風本体や周辺の雨雲により、非常に激しい雷雨も予想されている。Xでも「台風直撃」がトレンド入りし、ユーザーからは「また台風直撃」「なんもありませんように…」「ちゃんと電車動くかな…」と不安の声があがっている。


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■洗濯に使うアレで補強も

そんな中、同課は「台風第13号は、東日本に接近のおそれがあります。ハザードマップの確認を! 非常持出袋の準備を! 避難ルートや避難所の確認を! 不要な外出は控え、最新の情報に注意を!」と呼びかけると、今年6月にも投稿していた風水害対策について改めて紹介。

台風によって急に暴風雨が強まった場合、外に出るのは危険なため、窓ガラスを内側から飛散防止対策しなければならなくなるケースもある。その際には、段ボールと養生テープを使って窓ガラスに隙間ができないように貼り付ける。

さらに、段ボールが足りなければカーテンをしっかり閉め、洗濯バサミを使ってカーテンが開かないように補強するとよいとも説明している。


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■早めの備えを

ただ、これらの対策は「あくまで急遽の措置です。事前に飛散防止フィルムを貼っておいたり、台風が接近しているときなどは、早めに外側から対策しておくことをお勧めします」と補足も。

また、台風で窓ガラスが割れるのは、風圧よりも飛来物によることのほうが多いため、ベランダや庭、玄関先などに置いている植木鉢やホースなど、風で飛ばされたり倒れたりしそうなものを、あらかじめ家の中にしまうことも呼びかけている。

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