「ひと頑張り」する時に飲むドリンク、思い浮かべたのは… 男女の差が意外すぎる結果に

ひと頑張りしたいとき、飲みたくなるのは缶コーヒーとエナジードリンクのどちらだろう。全国の男女約800名に調査を行なったところ、なんとも意外な結果に…。

2023/12/29 04:45


夕方にかけての時間帯や、残業中は疲れが蓄積されているもの。それだけに、上手くリフレッシュして残りの仕事を片付けてしまいたい。

さて読者諸君は、ひと頑張りしたいときに「飲みたくなるドリンク」と聞くと、何を思い浮かべるだろうか。

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■缶コーヒーとエナドリ、どちらが飲みたい?

BOSSとZONE

以前Sirabee編集部では、全国の10〜60代の男女808名を対象として「ひと頑張りしたいときに飲みたくなるのはどちら?」と題したアンケート調査を実施したことがあり、選択肢は「缶コーヒー」と「エナジードリンク」の2つ。

調査の結果、全体の62.9%が「缶コーヒー」と回答し、残る37.1%が「エナジードリンク」を選んだことが判明したのだ。

缶コーヒーグラフ

そしてこれらの回答傾向を「性年代別」に分類したところ、なんとも意外な結果に…。


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■性別はもちろん、男女で大きな差が…

仕事中や勉強中、手軽にエネルギーをチャージできるエナジードリンクは、日本では2010年代以降に人気が上昇し、市民権を獲得した印象を受ける。そのため今回の調査も「若年層はエナドリ」「中年〜後年齢層は缶コーヒー」と、傾向がハッキリ分かれるだろうと予想していた。

だが結果を見ると、予想は「半分的中、半分ハズレ」といったような内容になっている。

缶コーヒーグラフ

…と言うのも、確かに10〜20代は割合的に「エナジードリンク派」の方が多く、30代以降は「缶コーヒー派」の方が多かった。しかし、それでも10〜20代の半数近い48.9%もが「缶コーヒー派」であると判明しているのだ。

缶コーヒーグラフ

そして10〜20代の女性は51.6%が「缶コーヒー派」であると回答しており、比率が逆転。30代のみ男性の方が「缶コーヒー派」の割合が大きいが、その他の全年代では女性の「缶コーヒー派」の割合が大きくなっている。

そのため、両派閥の傾向・特徴は「年齢」だけでなく「性別」も加味して考えた方が良さそうだ。今回は続いて、大人気缶コーヒーブランド・BOSSを展開する「サントリー食品インターナショナル株式会社」にも詳しい話を聞いてみることに。


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■サントリーは「カフェイン」にも注目

ZONE

「缶コーヒー」と「エナドリ」の違いについて、サントリー担当者は「缶コーヒーは休憩時間などの一服として、 またエナジードリンクは継続して集中したい人がゆっくり時間をかけて飲むシーンなどが象徴的な飲料です」と分析する。

また、両飲料に共通する「カフェインを含む」という点に注目し、「気分転換のために上手くカフェインを活用したい、というニーズがあると考えています」とのコメントも寄せてくれた。

BOSS

また、缶コーヒーを好む人の中には「コーヒーそのもの」だけでなく、じつは「コーヒー味」を愛好している人も少なくない模様。

サントリー担当者からは「お客様のお話によると『普段から馴染みあるコーヒー味の方が飲みやすい』と考える方たちを中心に、缶コーヒーは支持を集めているのだと考えています」「このような背景を受け、BOSSでは2023年春に『ボス カフェイン』を発売しました。『コーヒーでカフェインをしっかり摂取できる』という、ニーズをシャープに捉えて開発された新たな缶コーヒーになります」とのコメントも得られたのだ。

ボス カフェイン

ひと言に「缶コーヒー」といっても、ニーズやシチュエーションに合わせた多様な商品が展開されている現代。ぜひ、今の自分にぴったりな1本を見つけてみてほしい。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ 取材協力/サントリー食品インターナショナル

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年9月30日~2023年10月2日
対象:全国10代~60代男女808名 (有効回答数)

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