秋葉原発の激ウマ「スープカレー店」、たった1つのメニューだけ引っ提げ“激戦区”に進出

アキバファンに愛される「スープカレーカムイ」が東京・新橋に進出。早速同店に突撃した。

スープカレーカムイ

サラリーマンの街、東京・新橋。駅周辺には人気飲食店がひしめき、まさに外食激戦区の中心地だ。そんな中、駅前ビルの一角に気鋭のスープカレー専門店が進出してきた。秋葉原発の「スープカレーカムイ」(以下、カムイ)である。


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■駅前名物ビルの一角に…

スープカレーカムイ

カムイは2011年、秋葉原で創業。以降アキバファンの胃袋を掴み、現在当地に2店舗、そして2月26日には秋葉原を飛び出し新店「新橋3号店」をプレオープンさせた。

場所は、駅前にある名物レトロ商業ビル「ニュー新橋ビル」2Fだ。普段ここはコスプレイヤーが登場するカフェバーだが、ランチタイム(11時~14時30分)だけカムイが間借りして営業。それゆえ、営業終了後店へ行っても別の店舗に変わっているので注意が必要である。そして内装はだいぶファンシーである。


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■テイクアウトメインで勝負

スープカレーカムイ

飲食店が軒を連ねる地下~1Fフロアに比べると、2Fフロアは趣が異なる。ゲームセンターや中古カメラショップなどが並び、少し前の秋葉原の街を彷彿とさせる。

そんな空気感が気に入ったと話すのはカムイ創業者の諸橋カムイさん。スープカレーのスペシャリストであり、人気ミステリー作家でもあるという異色の存在だ。

「まずはランチタイム、テイクアウトメインで営業します。客席も8席ほどですがありますので、イートインも可能。すべて注文を受けてから作るので、出来立てのスープカレーを味わって頂きたい」(諸橋さん)。


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■素材のエキスが詰まった出汁

スープカレーカムイ

メニューは単純明快。自慢のスープカレー、ライス、ラッシーが付いたセットが1,200円。ドリンク類を除いたらメインメニューはこれだけだ。

調理担当は若き料理人のDaigoさん。テコンドー、キックボクシング、MMAを学んできた別名“筋肉シェフ”で、この日も朝4時過ぎからその剛腕を使ってカレーを仕込んできた。

「カムイのスープカレーは出汁が命。丸鶏、げんこつ、日高昆布、どんこ、鰹節などを長時間煮出して旨味を抽出し、そこに炒め玉ねぎやトマト、そしてインドカレーをベースにした20種近いスパイスを合わせる。スパイスは油で炒め(テンパリング)、香りを立たせています」(Daigoさん)。

具材はチキンとブロッコリー、ニンジン。スープと絡むと、コク深く、爽やかさも残る奥行きある一杯が完成する。


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■唯一無二のスープカレー

スープカレーカムイ

運ばれてくると、スパイスのじつに良い香り。

一般的なサラサラしたスープカレーに比べると、かなり濃厚で深みのある味わいで激ウマい。ホロホロになるまで煮込まれたチキンは、スプーンで切れるほど柔らかで肉厚。素材の旨味が出ており、カレーにうるさい秋葉原ファンがハマる理由を十二分に理解した。

ニュー新橋ビル

「しっかり食べごたえのある一杯に仕上がっていると思います。新橋の地で、どこまで勝負できるか未知数ですが、昨日から秋葉原の方々が大勢足を運んでくださって、勇気を頂けている。いつかランチ、ディナーを提供する店舗を目指し、精一杯やっていきたい」とDaigoさん。新橋に行った際は、ぜひこの味を味わってもらいたい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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