ガチャピン・ムック卒業で…このままでは本当の色を忘れてしまうかも…
「ピンクガチャ」と「ブルームク」
3月に『ポンキッキーズ』(BSフジ)が終了し、SNSやブログの更新も止まったガチャピンとムック。現在も放送されているUQモバイルのCMでは、本来の色と違う姿で登場している。
そこでしらべぇ編集部では、全国20〜60代のガチャピンとムックを知っている男女1,094名に「ガチャピン・ムックの色について」の調査を実施。
「ガチャピンとムックの本来の色を忘れそうになる」と答えた人は、全体で28.6%。このままでは、ガチャピンとムックの本当の色を知らないまま育つ子供が登場しそうだ。
■40代がガチャピン・ムック世代
性年代別では、男女共に年代が上がるほどに高い割合になっている。
ガチャピンとムックが初登場したのは、1973年の『ひらけ! ポンキッキ』から。現在40代くらいの人たちは、ガチャピンとムックと共に育ったと言ってもいいだろう。
「朝起きて『ポンキッキ』を見ながら、幼稚園に行く準備をしていたのを覚えている。小学校になってからも、同じように観ていたし。
もっと言うならば大学時代には、『ポンキッキーズ』が好きだった。安室ちゃんやピエール瀧が出演していたのが、今考えるととても豪華だと思う」(40代・女性)
一方、60代以上で一気に割合が増えるのは、番組放送時にすでに大人であったため馴染みが薄いからだろう。
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■苛立つファン
ガチャピンとムックは番組を卒業し、さらにはSNSの更新までやめてしまった。ファンにとっては、悲しい出来事だったに違いない。
「正直言って、フジテレビに怒りを覚えた。子供の頃からの思い出が、こんなに簡単に終わってしまうのが腹立たしい。
永遠に続くものなんてないのだろうけど、これだけ愛されているキャラなのに…」(40代・男性)
支えられなかったことを、後悔する人も。
「ガチャピンとムックって番組を超えたコンテンツだから、Twitterやブログまで終わるなんて、思ってもいなかった。
ただBSになってからは、観る機会もなかったから…。寂しいけど、ファンとして支えられなかったところが申し訳ないって気持ちも強い」(30代・女性)
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■これから活躍するチャンスも十分にある
フジテレビ側は、「ガチャピン・ムックがテレビから消えることは避けたいが、なにも決まっていない」と4月に発表している。
「色は違うけど『UQモバイル』のCMには登場しているし、企業や番組からの要望があればガチャピンとムックがまた出てきてくれると思う。
企画にGOサインを出す人たちはガチャピン・ムック世代が多いから、期待は十分できる」(40代・男性)
5月に放送された『世にも奇妙な物語 ’18春の特別編』には、さっそくガチャピンとムックが本人役で登場して話題になった。今後も活躍してくれると、期待したい。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代のガチャピンとムックを知っている男女1,094名(有効回答数)