日本食研の業務用レトルトカレー『食研カレー』がコスパ最強すぎる
『銀座カリー』に『ボンカレー』『ククレカレー』など、レトルトカレーの種類は非常に豊富。
ネット上ではよく「どのレトルトカレーがコスパ最強か?」といった議題で議論が巻き起こることが多くあるが、記者のおススメは日本食研のレトルトカレー『食研カレー』だ。
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■食研カレーとは?
日本食研というと「焼肉のタレ」のイメージがあるが、じつはそのほかにもさまざまな商品を作っている。食研カレーは小売りはしておらず業務用だけの販売となるため、あまり知名度が高くないらしい。
記者も以前から食べてみたいと思いつつ、楽天の業務用ストアでしか見かけなかったため食べる機会が無かったのだが、先日、日本食研の担当者と話す機会があり「サンプルがほしい!」とお願いしたところ、快くOKしてもらえた。
そして食べたところ…マジで激ウマだったのである!
食研カレーは1kg(税込529円)と200g(税込140円)のレトルトパックがあり、どちらも中身は一緒。リーズナブルな価格なのに玉ねぎを分量の3割、牛のダシ(フォン)を2割使っており、20種類以上の香辛料を使うというこだわりっぷりだ。
具は入っていないものの、カレーソースの味が非常に濃厚でこれだけで超美味しい。100円台のレトルトカレーはなんとなく味気なかったりスパイス感がまったく無いものが多いが、このカレーは400円~500円台のレトルトカレーの味に勝るとも劣らない。
だが、これが食研カレーのすべてではない。具が無い分、トッピングをプラスすることで何倍にも美味しくなるのだ。
記者が試した新潟風の「餃子カレー」でも、ヒレカツをのせた「ヒレカツカレー」でも、目玉焼きと角切りチャーシューをのせた「チャーシューエッグカレー」でも、ルーの甘味とコクが非常に強いためトッピングを引き立てる最高のソースになってくれる。
いつもの固形ルーで作るカレーも、「玉ねぎやにんじん、じゃがいもを蒸して食研カレーと合わせたほうが美味しいんじゃないの?」と思ってしまう万能っぷりであった。
正直、業務用として通販だけで販売するのはもったいない完成度だったが、コレを使っている飲食店もあるため小売りはしづらいのだろうか? 消費者としてはぜひスーパーでも売ってほしいところなのだが…。
保存もきくので、レトルトカレー好きは『食研カレー』をなんとか探しだして、一度買ってみることをおススメする。業務用にとどめておくのは非常に惜しい、絶品レトルトカレーだ!
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男 / 取材協力:日本食研)