電車で異臭を放つ人に遭遇したとき「逃げる」タイプが判明
今一度エチケットを気にしてみることで、人とのコミュニケーションも円滑に進めることができるかもしれない。
季節はもう春で、気温もだんだんと暖かくなってきた。そうなると、汗をかいて体臭が気になってくるころでもあるだろう。とくに電車内では他人との距離が近く、人の体臭を敏感に感じる場所とも言える。
そこでしらべぇ編集部では、電車で隣の人が異臭を放っていて逃げたことがある人はどれくらいいるのか調べてみた。
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■50代は異臭を放つ人から逃げる傾向か
まず男女の年代別で比較をしてみると…
男女ともに、異臭を放つ人のそばから逃げた経験があるのは50代が多く、20代は3割に届かなかった。
50代よりもさまざまな刺激に触れる機会が多い20代は、刺激に慣れていたり、いろいろな人がいる電車内の周りの状況を気にしない人が多いのだろうか。
異臭を放つ人から逃げた経験がある人に話を聞いてみると…
「変な臭いの人がいたり不潔そうな人がいたら、すぐ逃げますよ。 だって自分が嫌だと思う状況に陥るくらいなら、逃げられるなら逃げたほうがいいでしょう。 友達が一緒にいたら、こそこそ話したりしちゃうかもしれないですね」(50代女性)
こそこそ話というのは、実際まったくこそこそしておらず声が大きい。それこそ聞こえてしまった人を不快にさせてしまう場合も多いので、くれぐれも注意してほしいところだ。
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■耐性がない!? 年収1000万円以上の人は約6割が逃げる
また、年収別で調べてみたら興味深い結果が。
なんと、年収1000万円以上の人のおよそ6割もの人が、電車内で異臭を放つ人から逃げた経験があるようだ。
そもそも、電車に乗る機会が他の年収の人に比べ少ないとも考えられ、そのような状況への耐性がないこともあるのかもしれない。
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■意識高い系は他人に厳しい!?
さらに特徴別で見てみると、「コミュニケーション能力が高い」「自分のことが好き」だという人は、異臭を放つ人から逃げる傾向に。
とくにコミュ力の高い人では、他人との付き合い方などを十分にわきまえており、一定の距離感を保っていると言えそう。苦手な人には下手に近づかず、自ら離れることもある種の「コミュ力」なのだろうか。
新しく人と会うことも増えてくる季節に、体臭が原因で他人に嫌な思いをさせてしまいたくはないだろう。今一度エチケットを気にしてみることで、人とのコミュニケーションも円滑に進めることができるかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,348名